アイドルとの秘密の恋K.yuta (ページ19)

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「あ、ありがとうございます… 」

とスタッフさんに言うとスタッフさんはそのままどこかへ行ってしまった。

そしてメンバーのみんなはと言うと私を見て固まっている。

「 …えっと… 」

髙橋「えっ？！この子？！」

神宮寺「え？岸くんの？」

平野「岸くん意外！」

岸「ちょ、！」

途端にみんなは私を囲っては

次々といろんなことを言っている。

優太くんもまんざらでもない感じ。

永瀬「ちょっと困ってるやん笑」

と永瀬くんがみんなをはけてくれた。

髙橋「えっ岸くんって歳上の人が好きなんじゃないの？！」

岸「うるさいなぁ」

と隣に来た優太くん。

平野「岸くんのどこがいいと思ったの？！」

神宮寺「国民的彼氏にしとくべきじゃない？」

岸「いやだから… 」

「私は優太くんの優しいところが好きです。優太くんじゃなきゃ嫌です…！」

静まり返ってしまった。

優太くんじゃなきゃ嫌ですとか…どこのきもい女？

優しいところが好きですって薄すぎた？

なんて1人で焦ってしまう。

「えっ…と…えっと… 」

『あはは！』

と次はみんなで笑い始めた。

神宮寺「岸くんいい子見つけたね笑」

永瀬「じゃあ聞くけど優太が大の熟女好きだったとしても嫌いにならないん？」

「なりませんっ！」

永瀬「じゃあ裏で…えっと…？」

「あ、…蒼井Aです… 」

永瀬「 Aちゃんね、優太が裏でAちゃんの悪口言ってたら？」

「そんな事で嫌いになるくらい薄い気持ちで好きでいるわけじゃありません… 」

なんか否定されている感じで嫌だった。

髙橋「廉やめなよーAちゃん困ってる！」

永瀬「なはは！せやな、すまん」

岸「ってことで俺、Aと付き合ってるから。勿論仕事に支障をきたさないしその辺、ちゃんとする。」

平野「うん、応援するよ！」

結局あの後みんなで少しお話をして

私は会場を後にした。

岸「いわげんにも早く紹介してぇ！」

って。

改めて優太くんの彼女なんだって実感して

嬉しかったな