アイドルとの秘密の恋K.yuta (ページ17)

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中野「次はアリーナ当てたいね！」

中野「今回微妙すぎたし」

結局最後まで心の底から楽しむことは出来なかった。

ホテルについて2人でゴロゴロする。

明日はこの地域の観光をして帰る。

あーあ優太くん明日も色んな人にファンサするんだろうなぁ

中野「 A先お風呂入る？」

「恵美から入っていいよ」

じゃあお先と入っていった恵美を見届け

スマホをいじっていると

岸優太の文字に鼓動が高鳴る

一息をついて電話に出ると

岸「もしもし！」

と大好きな優太くんの声が聞こえる。

「優太くん、お疲れ様」

さっきまで考えてたことは全部吹っ飛んだ。

岸「 Aの声聞いた瞬間疲れ吹っ飛んだ！」

彼は疲れてるはずなのに私に電話をしてくれてるんだ。

「ふふ笑それより私に電話して大丈夫なの？」

岸「珍しくジャンケン勝って一人部屋！」

「そっか！良かったね笑」

「それより何かあったの？」

岸「え…あ、いやっ…とくに…ないっす… 」

「え？」

『きしくーーーん！あけてー！！！』

電話の向こうから聞こえる声。

ホテルなのにそんな声出して大丈夫なのか。

きっと髙橋くんだろう。

岸「うわっ！海人来た…また！またかける！」

ブチッ

と切れた電話に名残惜しさが残る。