アイドルとの秘密の恋K.yuta (ページ16)

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中野「 Aー！」

「ごめん！！遅れた！」

中野「いや？大丈夫！はやくいこ！」

あれから優太くんと頻繁に会う訳では無いが

たまに会っている。

そして今日は待ちに待ったキンプリのツアー。

優太くん気づいてくれるかな

岸「俺、映画で会った時の服装の方がタイプ！」

って優太くんが言ったからふわふわ系の服なんて一切着なくなった。

中野「岸くん気づいてくれるといいね」

「天井席だったら最悪だけどね」

なんて話しているとあっという間に着いて

会場入りもした。

天井席ではなかったけどなかなか微妙な席。

周りを見れば可愛い子で埋め尽くされている席。

中にはいわゆる同担という人がいる。

優太くんが目移りしたらどうしよう。

少なからず優太くんのタイプはいるはずだ

それに私は高校生。

優太くんって場数踏んでる女の人がタイプって言ってたりする。

今更心配になってきた。

それに優太くんは目に着けば誰にでもファンサするし

投げキスとかしてたら？

考えるだけでも嫌だ。

とことん重い女だ。

優太くんも迷惑だろうなぁ

それが仕事なのに

嫉妬したなんて言ったら。

なんて考えてると

中野「 A！はじまるよ！」

コンサートは始まってしまった。