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「 ただいま 」
永瀬 「 早かったやんおかえり 」
と玄関まで迎えに来てくれる廉。
永瀬 「 なんかあったん？目腫れとる 」
「 … 」
永瀬 「 まぁとりあえず着替えてき 」
廉が優しく頭を撫でるもんだから
涙が込み上げてきた。
こういう時になんで優しくしてくるんだ
みんなは。
永瀬 「 …ほな胸貸したる 」
と私を引き寄せて
私は廉の腕の中にいる。
「 っ…失恋したぁ…っ… 」
と泣きわめけば
永瀬 「 そっか 」
と優しく背中をどんどんしてくれる。
永瀬 「 告ったん？ 」
「 …りおんちゃんと岸くんがキスしてるところ見た… 」
永瀬 「 りおんって昨日居た奴？ 」
「 …うん… 」
永瀬 「 …また関わるな言われたん？ 」
「 …うん。… 」
永瀬 「 そっかぁほんじゃカラオケでも行くか？ 」
「 …ボーリングがいい 」
永瀬 「 ほな準備してき 」
いつも何かあった時は2人でカラオケに行ったり
遊びに連れて行ってれた廉。
廉のこと好きになってたら
なんて思ってしまうんだ。
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作者名：はな | 作成日時：2019年10月30日 23時
