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暫くして教室へ戻るともう既に2人の姿はなくて
カバンを持って教室を出ようとすると
佐野 「 A！ 」
1番会いたくない人がいた。
「 …りおんちゃん… 」
佐野 「 優太と付き合うことになったの！」
りおんちゃんは岸くんじゃなくて優太と呼んでいた。
それもそうか…。
なんて思いながらもどんな反応をすればいいのかわからない。
「 … 」
おめでとうのひとつも言えない私は相当性悪だ。
佐野 「 だからその…前も言ったけど嫉妬深いから…本当に関わらないで貰いたいな… 」
と言ってきた。
佐野 「 …文化祭は岸くんも渋々らしいからりおん我慢するけど…よろしくね！ 」
そう言って走って行ったりおんちゃん。
そっか
岸くん嫉妬とかそういんじゃなくて
私の事嫌いだったのか…。
なんて気持ち悪い被害妄想をしてしまう。
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作者名：はな | 作成日時：2019年10月30日 23時
