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「 …あのね…昨日の…返事… 」
Aの声が震えているのは俺でもわかった。
それと俺の背後がうるさい。
チラッと後ろを見ると
やっぱり紫耀と廉がいてニヤニヤしながらガッツポーズを決めていた。
「 …ごめんなさいっ… 」
少し、いや結構期待してた俺の想像と正反対の答えがきて
岸 「 …っ…そうだよなっ…ごめんな？急に変な事言って…笑今まで通り仲良くしてくれよな！笑 」
必死に作り笑顔で誤魔化して
その場から逃げた。
告白しといて勝手に逃げて
返事聞いたらこれもまた勝手に逃げて
俺最低だな。
平野 「 岸くん！ 」
岸 「 あ、紫耀…。…お前盗み聞きしてだろ！ 」
平野 「 泣いてもいいよ 」
岸 「 …泣かねぇよ笑 」
平野 「 これだけは信じて欲しいんだけどね！本当にA、岸くんの事好きだったからね！ 」
岸 「 …おう 」
振られた後にこんな事言われても正直どんな反応すればいいのかわかんねぇし
暫くするとガラガラガラと勢いを立てながらドアが開きAは荷物を取って
出ていった。
なんだよ、
泣くほど俺のことが嫌いなのかよ…、
告白の返事が最悪だとさっきまで嬉し涙とか
想像してたくせに
普通の嫌な涙
そう捉えてしまう。
おかしくもないか。
それに続いて廉も戻って来た。
平野 「 Aどうだった？ 」
永瀬 「 様子変やで 」
こっちは事情を知っているが
クラスの人達は何も知らない。
だから泣きながら戻って来たAが
廉に振られた
なんてコソコソ噂が流れた。
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深紅LOVE - 本当に面白いです！途中、泣いちゃいました。続き気になります！ (2019年10月29日 20時) (
レス) id: a7614a4a87 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - このあとの生活とかも見てみたいです！番外編、出してくださいますか？ (2019年10月29日 19時) (レス) id: adcb5930fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2019年10月28日 14時
