第10話 ページ11
黒尾side〜
猫「妹さんが来るのは連絡をもらっていてね。
1日でいいから一緒にいさせて欲しいと。
すまない、サプライズにしようとしたんだが…。
練習の事は気にしなくていいから、
とりあえず今は気持ちを落ち着けて来なさい」
そうか、おばさんが頼んだのか。
ほんと迷惑かけてばっかだな、俺は。
顔を上げると、
みんな心配した顔で俺と出てった
見つめていた。
俺は立ち上がって、
黒「いやぁ、貴重な休憩中にお見苦しいものを
お見せしちゃってごめんなさいね。
また後でちゃんと妹紹介させていただきますんで、
気にせず練習再開しちゃって下さい」
そう皆に告げると、
みんなはまだ不安そうな顔をしたまま
ゾロゾロとそれぞれの場所に戻っていく。
夜「お前でも怒鳴ることあんだな。
俺たちならまだしも、小学生の妹に向かって
あれはねぇわ」
黒「言われなくても分かってますぅ〜」
海「まぁまぁ。何かあったらすぐに言いなよ。
ここには俺たちもいるし」
黒「すまねぇな。あとは任せる」
俺は2人と拳を合わせ、外に駆け出して行った。
.
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夜「なぁ、あれ意味わかってると思うか?」
海「うーん、分かってないんじゃないかな」
夜「そうだよな。
……ま、泣きついて来たら助けてやろうぜ」
海「夜久ってなんだかんだ面倒見良いよね」
夜「うっせ、」
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れお(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます!この作品の伝えたい事が伝わっていた事が何よりも嬉しく思います!どんな選択、行動も無駄ではありません。自分が頑張ってきた証です。今までのそしてこれからの自分を誇ってあげてください。応援ありがとうございます! (1月5日 22時) (レス) id: 013ef55b68 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 自分も年の離れた兄弟と親の居ない生活をしていたのですが、その時の苦労や頑張り、葛藤など沢山あった中で、自分のしてきたことは無駄じゃなかったのだと、昔を思い出して思わず泣いてしまいました。とても心に響く作品でした。陰ながら応援しています。 (1月4日 5時) (レス) @page23 id: 0f9c65e6cc (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - ChachaYさん» いえいえ、コメントをくださる程楽しみにしていただけていることにとても嬉しく思っております。おかげで少し自信を持てました!ありがとうございます!(≧∀≦) (10月11日 2時) (レス) id: 013ef55b68 (このIDを非表示/違反報告)
ChachaY - 時間がないなかすみませんでしたm(_ _)mこれからの更新楽しみにしています*\(^o^)/* (10月7日 13時) (レス) id: ee598f31ef (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - ChachaYさん» コメントありがとうございます!更新が遅くてすみません。中々書く時間を取れなかったり、ストーリー構成に悩んだりして遅くなってしまっていますが、必ず最後まで書くつもりですので、気長に待っていてもらえればと思います。 (10月3日 1時) (レス) id: 013ef55b68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れお | 作成日時:2023年2月1日 6時