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次の日。


樹「Aー。迎え来たよ!行くよ」


本当に来たんだ。


『あの、別にひとりでも大丈夫なんで。』


それより周りの視線が痛い。


樹「いいから、早く」


そう言って無理やり手を引っ張られた。


着いたのは2年生の教室だった。


北「樹、その子誰?」


ジェ「拾ってきたの?一年生?」


樹「この子今日から一緒にご飯食べるから」


『本気だったんですか。私帰ります。』


樹「いいじゃん。食べようよ!こいつ松村北斗と、こっちがジェシー」


ジェ「よろしくね!ジェシーでいいよ!ジャーン!!AHAHA!!」


北「...まじか」


なんでこんなことになるんだ。

松村さんなんて露骨に迷惑がってるじゃん。

とりあえずさっさとご飯食べて戻ろう。



樹「あ。これちょうだい。」


『あ、私の。』


樹「この卵焼きうま!お母さんが作んの?」


『いや、自分で』


樹「自分でお弁当作るの?!じゃあさ、明日から俺のも作ってきてよ」


『なんでそんなこと。』


樹「いいじゃん。作らないと明日俺腹減って死んじゃうからね。」


ジェ「いいなぁ。じゃあ、俺も!」


樹「お前は毎日作ってもらってるだろ!」


松村さんはさっきからずっと黙ってる。


『私、食べたんで帰ります。』


そう言って教室を出たけど、周りの視線が痛い。

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作者名:o r | 作成日時:2019年11月22日 13時

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