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どれくらい経ったのか、もう午後の授業が始まる時間だった。
でも教室に戻る気になれなくて仮病を使って保健室に来た。
先生は何か察してくれたのか、
先生「今日はもう帰りなさい？明日また元気にきてね？」
そう言ってくれて瑠衣に荷物を持ってきてもらった。
瑠「阿部くんに何言われたの？」
『目黒とのあれ見た後はちょっとキツイ。でも祭り一緒に行けたの嬉しかった。って言われた。もう、最悪だよね』
って笑って見せたけど、
瑠「笑わなくていいんだよ。Aは何も悪くないんだから。今日はいっぱい泣いていいから」
そう言って私を抱きしめてくれた。
私は、瑠衣のその優しさに我慢なんて忘れて子どものように泣いた。
瑠「一人で帰れる？大丈夫？」
『うん。ありがとね』
瑠衣は教室に戻って私は家路についた。
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作者名：o r
| 作成日時：2020年4月15日 14時
