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次の日学校に行く前に照の家に寄ってみたけどもういなかった。


教室に行く前に麗美と歩の所に行くのが私のルーティン。


今日は二人に会いたかった。

話を聞いてほしかった。二人なら助けてくれる。ほしい言葉をくれるかもしれない。
そう思って足早にたまり場に向かった。


『おはよ』


部屋に入って二人の顔を見ると、今までにないくらいの怪我。


『どうしたのその傷。』


麗「ちょっと、昨日やられちゃって」


『昨日合コンだったんじゃないの?』


歩「色々あってさ。」


麗「それより照さん今日仕事?」


『そうだけど、』


麗「休んだ方がいい。今日は行かない方がいいと思う。」


『なんで?』


歩「とにかく行って。今日は二人でデートでもしてきなよ」


『何かあったの?』


麗「っ、何もないけどさ。たまには。ね?」


2人の様子が明らかにおかしい。


昨日の今日で余計そう思うのかもしれないけど、嫌な予感がする。


そう思うと足は勝手に照の工場に向かっていた。

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作者名:o r | 作成日時:2020年7月22日 15時

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