儚い恋 (ページ32)

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今日は穂乃花さんとランチする約束だったんだけど、朝LINEしたのに返信がない。電話しても出ないし、大丈夫かな？

ﾌﾟﾙﾙﾙ

穂「もしもし」

『あ！やっと出た穂乃花さん大丈夫？なんかあった？』

穂「Aさんごめんね。私熱出ちゃって今日いけなくなっちゃった。」

『そうなの？大丈夫？！ごはん食べた？』

穂「きつくて食べれてないの」

『私何か食べやすいの買ってくるよ！』

穂「ごめんね。ありがとう」

私は食べやすそうな食べ物を買って穂乃花さんの家に向かった。

穂「ごめんね。せっかくのお休みなのに、」

『平気だよ。とりあえずこれ食べて。何も食べないと体力持たないよ。』

穂「Aさんいて本当よかった。」

『彼氏さんは？お仕事？』

穂「うん。連絡は入れたんだけど返信来ないから忙しいんだと思う」

『そっか。少し寝た方がいいかもね。穂乃花さん寝て落ち着いたら私も帰るね』

穂「ありがとう。お言葉に甘えて少し休ませてもらうね」

少し寝づらそうだったけどどうにか寝れた見た。

ﾋﾟﾛﾝ
あっ。起きちゃう。
穂乃花さんの携帯が鳴って少し目が覚めそうになった。
やっと寝れたから起こしたくなくて他人の携帯だけど通知の音がならないようにした。

寝ている穂乃花さんを見ると改めてすごく綺麗だなって思う。
こんな綺麗で良い人と付き合えるなんて彼氏さんほんと幸せだろうな。

ｶﾞﾁｬ

ん？誰か入ってきた？カギ閉めたはずなんだけど。