儚い恋 (ページ28)

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穂「仕事お疲れ様」

「ありがとう。穂乃花は新しい職場どうだった？」

穂「一週間しかまだ働いてないけど生徒もみんな気さくに話しかけてくれるし先生たちもすごく優しいよ」

「よかったね」

ｷﾞｭｯ

穂「北斗？どうしたの？珍しいね北斗がデレなの」

「俺と付き合って後悔してない？」

たまに思う。なんで穂乃花は俺と付き合ってくれたんだろう。
仕事上将来の事なんて約束できない。その時間は相手にとって先の見えないつらい時間だと思う。

穂「してないよ。私は北斗といれればそれでいいから。」

穂乃花は本当にできた人だ。
出会えたのが穂乃花で本当に良かった。

穂「あのね、新しい職場の英語の先生で私と同年代の人がいるの。その人がすごく仲良くしてくれて、今度の休みにランチに行こうって話になってさ、」

「仲いい人できてよかったね。楽しんでおいで」

穂「ほんと。私人見知りだから話せる人できるか不安だったし、一つ下の子なんだけど、すごいしっかりしてて可愛くてさ」

「俺とタメなんだ。」

穂「いつも北斗見てるからすごく大人っぽく見える」

「ふざけんなって(笑)おれも十分大人っぽいだろ」