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今私は、結衣と共に合コンに来ている。

こういう場はあまり好きではない。お酒を飲んで盛り上がってる男の人を見ると、うるさくて仕方ないのだ。

でも結衣に、「そうでもしないと彼氏できないよ」なんて脅されるもんだから渋々ついていく。
私だって恋くらいしたいよ。

この時の私は北斗のこと未練とかはなくなってた。


今日来てる人たちは社会人で、普通のサラリーマンらしい。


男「Aちゃんは、どういう人がタイプなん?」


こういうベロベロに酔っ払ってる人苦手。


『えっと…お酒に強い人?』


男「ほんなら俺やんな?(笑)」


『ベロベロじゃないですか、もっと強い人がいいです。』


結「ちょっと!なにいってんの」


『ちょっと、お手洗い行ってきます。』


やっぱ苦手だ。


?「苦手なの?こういう場所。」


『え?』


?「俺もあんまり好きじゃなくてさ、ごめんねいきなり話しかけて。」


『あ、いえ。えっと…』


?「俺同じとこいたんだけど(笑)影薄い?佐藤恭平です」


『あ、すいません。橋本Aです。』


恭「抜ける?」


『でも友達が、』


恭「そうだよね。じゃあ、戻ろっか」



凄く優しい人だった。
その日はなにもなく別れた。

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作者名:o r | 作成日時:2019年9月19日 14時

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