五十四話 ページ7
その日の昼休みが終わり、教室に帰ろうとした時、放送が鳴る
「一年E組の桃宮Aさんは至急学長室に来てください。繰り返します。〜〜」
『私、なんかしたっけ？』
学長には流石に逆らえず、大人しく学長室へ向かう。学長室も本校舎にあるので、向かおうとすると、相変わらず陰口を言われる
学長室の前に立ち、深呼吸をしてから扉をノックする
「誰だ」
『一年E組の桃宮Aです。』
「…入れ」
学長室に入ると、フワッと嫌な空気が感じられる。私の気のせいか、本当なのか…
「まぁ、座りたまえ」
遠慮なく、学園長が座っている椅子と対面になるように座る。
学園長の笑顔はどこか怖く、恐怖を感じた。
「君、魔法が使えたようだね？それも、絶対命令魔法を」
『…はい』
「絶対命令魔法は、数千年前に神の化身とも言われたラウス・サウドが持っていたとされる個人特有魔法だ。ラウス・サウドが亡くなって以来、誰も手にしたことのない魔法。」
『ぇ？』
おいおいおいおい！
そうゆうのはヒロインである葵さんが持ってるはずじゃないのか？？
ラウス・サウド？？？聞いたことないですが？
やばい、情報量が多すぎる…
「君は、もしかしたら狙われるかもしれない」
『？誰にですか？』
「私たち、七次元学園の兄弟校である七次元魔法学院だ。」
『はぁ…？でも、狙われるって…私は七次元学園の生徒ですよ？』
「それもそうなんだが…まぁ注意したまえ。そして、AくんのクラスををE組からA組かB組に変えるよ。」
『え？…それは、拒否権はありますか？』
「残念ながら」
本当は、E組のみんなから離れたくない。
確かに、A組かB組に上がるほうが危険も少ないし、楽だろう。
まぁ、学園長命令は逆らえまい
『…分かりました。』
「理解が早くて助かるよ。どっちの組がいいかとかはないかい？」
たしか、ロウがAに行ってたはずと思い、A組にする。まだ、知っている人がいた方がマシだろう。
「わかった。明日から君はA組だ。」
『はい。』
不満は不満だが、駄々をこねても、クラスを変えないということはできないと思うから、大人しく従う。
「あ、あと生徒会専用寮ももうすぐ工事が完了するんだよね」
『…なんですかそれ…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 697人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
頭おかしい人間8号 - すみません！あまり、知らなくて汗最近、物語を考える力が衰えていってしまっています。巷で言うスランプになってしまいました。すみません。頑張ります！ (4月16日 23時) (
レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 青崎じゃなくて春崎ですよ！無理せずに頑張ってください！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！ (4月15日 6時) (レス) @page36 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - の〜さん（旧もこ）さん» おけです！日本語に戻します！そんなこと言って守ってくれる王子様は一向に私の元へはきてくれません (3月30日 7時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 自分的には日本語の方が分かりやすいです()更新お疲れ様です！kyng俺が守るはカッコよすぎ() (3月30日 6時) (レス) @page27 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» ありがとうございます✨無理せずに頑張ってください！本当に嬉しいです(´；ω；｀) (3月29日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：頭おかしい人間8号 | 作成日時：2024年3月18日 23時
