六十八話 ページ21
渡会「はい！次の時間使うから、すぐに返してくれれば！」
『あ！なら、別に他の人に借りますけど…』
渡会「嫌だ！」
『嫌だ？！』
雲雀さんに体育着を押し付けられ、教室に返される。スゥ…いやぁ、無理矢理じゃない？
そう思う半分、ありがたみを感じながら教室に戻る
更衣室に行き、いざ雲雀さんの体育着をきてみると、いつも話しているときは隣か前からするいい匂いが全体から漂ってくる
…私これ汗つかないかなぁ？
180台の男の人と160台の女の人ではやはり、体育着の大きさがだいぶ違く、ぶかぶかになってしまう。私は、右胸に「渡会」という刺繍を見せつけ、体育館に入る
ローレン「あれ？それ、雲雀先輩のじゃん」
『ん？あぁ、貸してもらったの』
ローレン「あ？あの人いいのか？」
『ん？なにが？』
ローレン「え？だってあの人
一時間目外でサッカーだろ？」
『はぁあああぁぁあ？？？！！』
体育館の窓から外を見ると、見学する場所に座る見覚えしかない髪色の男の人。
サボりたかったのか？いや、体育会系っぽいあの人がそんなことあるか？なんて思いながら騙されたことに怒る
まぁ、貸してくれたことにはありがとうだけど！！！
無事(？)体育が終わり、右手に体育着を持って雲雀さんのクラスへ向かう。
『雲雀さん！』
渡会「お！ありがとな！！」
雲雀さんが私の手から体育着を取ろうとした瞬間、私は体育着を持っている方の手を後ろに下げ、雲雀さんが取れないようにする
渡会「え？」
『雲雀さん、一時間目体育だったそうですね？』
若干の圧をかけて、雲雀さんに問う。すると、雲雀さんはどんどん顔が青白くなっていく
渡会「え"！？ど、どこで？？！」
『ん？ローレンさんに聞きました。』
渡会「あいッつ！」
『貸してくれてありがとうですけど、今度は無理して貸さなくていいですからね？』
渡会「無理とかじゃなくて！」
『返事は？！』
渡会「…はい」
雲雀さんは、返事をしたものの、納得のいかないような拗ねたようすでブーブー言っている。
『フハッwでは、ありがとうございました！』
私は、お礼の言葉を述べ、雲雀さんの教室を去った。
渡会は、自身の教室のドアに背中を合わせ、体育着に顔を埋めながらズリズリとしゃがんで行く
渡会「/あ"ぁ！他のやつに借りて欲しくなかったとか言えるかっての…てか、クッソいい臭い////」
そう呟いた言葉は彼女には届かなかった。
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頭おかしい人間8号 - すみません！あまり、知らなくて汗最近、物語を考える力が衰えていってしまっています。巷で言うスランプになってしまいました。すみません。頑張ります！ (4月16日 23時) (
レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 青崎じゃなくて春崎ですよ！無理せずに頑張ってください！更新お疲れ様です！続き楽しみにしてます！ (4月15日 6時) (レス) @page36 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - の〜さん（旧もこ）さん» おけです！日本語に戻します！そんなこと言って守ってくれる王子様は一向に私の元へはきてくれません (3月30日 7時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 自分的には日本語の方が分かりやすいです()更新お疲れ様です！kyng俺が守るはカッコよすぎ() (3月30日 6時) (レス) @page27 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
の〜さん（旧もこ）(プロフ) - 頭おかしい人間8号さん» ありがとうございます✨無理せずに頑張ってください！本当に嬉しいです(´；ω；｀) (3月29日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭おかしい人間8号 | 作成日時：2024年3月18日 23時
