八話 ページ9
先生「Aさん、ごめんなんだけど、この資料を職員室の私の机に置いといてくれないかな？」
「かな？」なんて、言ってるくせして有無を言わさない圧と口調に負け頷く。
ローレンさんや不破さんに「手伝おうか？」と声をかけられたが、ローレンさんはさっきのことで少し気まずいし、不破さんはヒロインがいるからなぁ、という理由で断っておいた。
とはいえ、やはり少し、、、いやだいぶ重く感じながらも、職員室に向かう。一年の教室は生憎、一番上なので限界突破のまま何段ものある階段を降りなければならないのだ。まぁ、上がりじゃないだけマシだろう。
階段への曲がり角の時に、紫色の髪が見える。
？「うわっ！」
『へっ？！』
見知らぬ人からの急な驚かさにびっくりしてしまい、バランスを崩してしまう。
すると、足と足がぶつかり合い、後ろに倒れそうになる
痛みを覚悟し、目を瞑るが、数秒たっても痛みは襲ってこなかった。恐る恐る目を開けると、何とも綺麗な顔と先ほどの紫髪そして、そこに入った赤紫色のメッシュが目に入る
？「ごめんね！まさか資料持ってるなんて思わなくて！」
それでも知らない人を驚かすなんて思うか？
彼は、私の肩と腰に手を当て、支えてくれている。「ありがとうございます」とお礼を言い、立ち上がる
『ぁ、、資料』
下を見ると散乱した先生から頼まれた資料があった。集めようとしゃがむと、彼もしゃがみこみ一緒になって資料を集めてくれる。
？「もとは、俺の責任だからね！俺は、、、」
渡会「俺は、渡会雲雀！よろしくな！お前は？」
『桃宮Aです。よろしくね渡会さん』
渡会「雲雀でいいよ！」
『癖なので、、じゃあ、雲雀さんでいかせてもらいます』
渡会「おう！」
彼の元気のいい返事に思わず笑ってしまう。
渡会「おぉ、、、、可愛いな！俺、Aの笑った顔好きかもしれん！」
『そうか、、なぁ？w』
彼は太陽のような笑顔を私に向けていた
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頭おかしい人間8号 - わぁ！マジでしてくれたwコメントありがとうございます！更新頑張ります！！二章に行くと思うので、これからも見てって下さい！ (3月18日 22時) (
レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
不運なんだよねぇ(プロフ) - めっちゃ好きなお話です！更新頑張って下さい！ (3月18日 18時) (レス) id: ba838741e0 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - misakiさん» 夢主ちゃんどうやって倒した？ってなりますねw！魔法を使っているシーンを間違って消してしまったのはすみません！！三十六話の方も直しておきますね！ (3月12日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
misaki(プロフ) - 読み返していたのですが29話と30話の間の夢主ちゃんの魔法を使った所が無くなっています。36話で夢主ちゃんの魔法は分かりますがちょっと分かりにくいので個人的には今後振り返り描写とかを予定してなければ戻して欲しいです。更新お疲れ様です！ありがとうございます！ (3月11日 11時) (レス) id: 3e6d84c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！！！参考になります;; (3月10日 16時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭おかしい人間8号 | 作成日時：2024年2月18日 23時
