三十八話 ページ40
叶「……企業秘密♡」
『男に二言はないって言いますよね？？？？』
叶「もぅ、まじまじ教えるのAちゃんだけだからね！」
叶さんは私の横に座る。
叶さんの座る位置は私と近く、なんで横長い椅子なのにそこに座るん？というくらいだった。
私と叶さんの肩が触れる。
すると、叶さんはこちらをみてフフッと笑う。
叶「分かった？」
『いえ、なんなんですか？返答になってませんよ』
叶「まぁ、まだ発動の途中だしね。」
『途中？』
叶「A、僕に5秒ハグして？」
『は？するわけッ？！』
体が勝手に動き、叶さんのとこまで足が進み、叶さんの前で勝手に立ち止まる。
そしてそのまま、私の手が叶さんを包容する形に至る。
叶「きゃあ♡」
『え"？！』
何秒か経った後、私の身は自由になった。
叶さんは「分かったか？」という顔をしながらこちらをニヤニヤと見つめている
『なんですか？』
叶「分かった？」
『はい、言葉は違うかもしれないですが、「絶対服従」みたいなものですか？』
叶「大正解！これが僕の個人固有魔法。相手に触れた回数命令をすることができる。まぁ、強いと思われるかもだけど、防御魔法を自分を囲むように貼られれば効かないんだけど」
それでも強い。チート並みだろう。
叶「それでさぁ、僕とAちゃんって魔法似てるなぁって思ってさ」
『はい、』
叶「僕の魔法は相手を操る。いわゆる洗脳だ。一方Aちゃんは相手に命令する。まぁ、言霊のようなものだ。僕たち必要なとこをお互い拭っていけると思わない？」
確かに。
簡単に言えば、私は例えばこの前の戦闘のように相手に死んで欲しいという思いを強くこめ、発した言葉が現実になる。
一方叶さんは、相手にしてほしいことを命令する。
同じ命令の「死ね」という言葉でも違う。
私の場合は、この前のよう心臓が潰れたりするが、叶さんの魔法の場合なら、相手が自分を刺すなどの行為に至る。
これが分かりやすい例えだ。
叶「だから、Aちゃん生徒会入らない？」
『な"っ？！』
この人！散々勧誘はもうしないと言っておいて！！！
所詮、さっきまでのはリップサービスという訳だ。 叶「酷いなぁ本気なのに」
絶対にこいつのある意味の"煽り"を受けてたまるか！
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頭おかしい人間8号 - わぁ！マジでしてくれたwコメントありがとうございます！更新頑張ります！！二章に行くと思うので、これからも見てって下さい！ (3月18日 22時) (
レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
不運なんだよねぇ(プロフ) - めっちゃ好きなお話です！更新頑張って下さい！ (3月18日 18時) (レス) id: ba838741e0 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - misakiさん» 夢主ちゃんどうやって倒した？ってなりますねw！魔法を使っているシーンを間違って消してしまったのはすみません！！三十六話の方も直しておきますね！ (3月12日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
misaki(プロフ) - 読み返していたのですが29話と30話の間の夢主ちゃんの魔法を使った所が無くなっています。36話で夢主ちゃんの魔法は分かりますがちょっと分かりにくいので個人的には今後振り返り描写とかを予定してなければ戻して欲しいです。更新お疲れ様です！ありがとうございます！ (3月11日 11時) (レス) id: 3e6d84c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！！！参考になります;; (3月10日 16時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭おかしい人間8号 | 作成日時：2024年2月18日 23時
