三十二話 ページ34
魔物が灰になるとともに、私の視界も崩れる。さっきまで、魔物が見えていたはずなのに、今はそれが横に見えて、視界の半分を地面が埋めている。
感覚こそなかったが、まだぼやける視界の中の情報から。私は倒れたんだと分かった。
まだ元気だ。なのになぜ倒れているのか。おそらく私は、初めて魔法を使い体力が奪われたのだろう。
倒れているわりには、冷静で考えることもできた。
叶「Aッ！！！！」
遠くから生徒会長の声がする。それから、複数の足音。視界はだんだんと暗くなって行く
『ッ！』
起きたら、そこは白い部屋だった。下を向くと、布団。白い壁だと思っていたのは、純白なカーテンだったことに気づく。
しばらく、ボーとしていると、カーテンがカサカサと動き、開けられる。
？「あれ、おきてたの？」
そこには、美しい女性の方がいた。
『うぁっ』
まぁ、突然のごとく、美人耐性なんてついていないもので。緊張してしまう。
「あぁ」
健屋「私は、この七次元学園の保健室の先生。健屋花那だよ。よろしくねAちゃん。」
『はい。よろしくお願いします！』
健屋「ふふ、元気ぃ」
健屋先生は、体温計とお水を持ってきてくれた。水を飲んだ時に、スポーツドリンクだったのは驚いた。
健屋「37.6かぁ、微妙だなぁ」
『授業ですか？』
健屋「そうそう」
あんなことがあったのに、今日まだ学校を続けるんだな…。まぁ、A組やB組の人たちの実力、頭の力が落ちたら、学校側がたまったもんじゃないんだろう
『受けます』
健屋「そう？分かった。じゃあ、もうすこししたら行こっか」
『はい』
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頭おかしい人間8号 - わぁ！マジでしてくれたwコメントありがとうございます！更新頑張ります！！二章に行くと思うので、これからも見てって下さい！ (3月18日 22時) (
レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
不運なんだよねぇ(プロフ) - めっちゃ好きなお話です！更新頑張って下さい！ (3月18日 18時) (レス) id: ba838741e0 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - misakiさん» 夢主ちゃんどうやって倒した？ってなりますねw！魔法を使っているシーンを間違って消してしまったのはすみません！！三十六話の方も直しておきますね！ (3月12日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
misaki(プロフ) - 読み返していたのですが29話と30話の間の夢主ちゃんの魔法を使った所が無くなっています。36話で夢主ちゃんの魔法は分かりますがちょっと分かりにくいので個人的には今後振り返り描写とかを予定してなければ戻して欲しいです。更新お疲れ様です！ありがとうございます！ (3月11日 11時) (レス) id: 3e6d84c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！！！参考になります;; (3月10日 16時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭おかしい人間8号 | 作成日時：2024年2月18日 23時
