三十一話 ページ33
魔物「くくッw我も舐められたものだ。貴様からは魔力のかけらも感じない。脆くて弱いただの人間だ」
『だからなんですか？』
魔物は待ってましたと言うようにニヤリと笑い、口を開く。
魔物「貴様は、今この場で役に立とうとしているだろう？どうにか此奴らを助けたいと。だが、お前は"足手まとい"にすぎん」
『ッ！！！』
Aは、今一番自覚していてそれにして尚、一番突かれたくないところでもあった。Aは自分が足手まといということ、でしゃばりということなど知っているのだ。
それでも、彼らを助けようと思い、勇気を出してこの場に立ったのだ。
『分かってるよ。そんなこと』
叶「？！(敬語…外せたんだ)」
叶は、その場にあっていないことを考える。きっと、Aが敬語を使っていないことがそれほど驚いたのだろう。
『それでも、この人たちを助けようとしてなにが悪い！！！！』
彼女の叫び声は、想いは彼ら生徒会の糧になり、魔物の苛立ちとなった。
魔物「役に立たないというのに、何故遥か強い我に刃向かう？人間は愚かだ」
『ッ私は、今まで魔法を使えたことがない！ただ、ただ！今は…今は！』
魔物は、どれだけ言っても自分に立ち向かう少女に腹をたてる。
『《死ね》！！！！！！！！！！！』
魔物にはなにも起こらない。
魔物「…くくっ、はははw！！！漫画やアニメの世界じゃあるまい！この危機的状況で魔力を出せるのは実力あるやつのみ！貴様は、神に見放されたのだ！！！」
急に胸が締め付けられる感覚に至る。そのまま…………
潰れる________。
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頭おかしい人間8号 - わぁ！マジでしてくれたwコメントありがとうございます！更新頑張ります！！二章に行くと思うので、これからも見てって下さい！ (3月18日 22時) (
レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
不運なんだよねぇ(プロフ) - めっちゃ好きなお話です！更新頑張って下さい！ (3月18日 18時) (レス) id: ba838741e0 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - misakiさん» 夢主ちゃんどうやって倒した？ってなりますねw！魔法を使っているシーンを間違って消してしまったのはすみません！！三十六話の方も直しておきますね！ (3月12日 22時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
misaki(プロフ) - 読み返していたのですが29話と30話の間の夢主ちゃんの魔法を使った所が無くなっています。36話で夢主ちゃんの魔法は分かりますがちょっと分かりにくいので個人的には今後振り返り描写とかを予定してなければ戻して欲しいです。更新お疲れ様です！ありがとうございます！ (3月11日 11時) (レス) id: 3e6d84c5c2 (このIDを非表示/違反報告)
頭おかしい人間8号 - の〜さん（旧もこ）さん» コメントありがとうございます！！！参考になります;; (3月10日 16時) (レス) id: aaa997ad31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：頭おかしい人間8号 | 作成日時：2024年2月18日 23時
