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SJ「あははっㅋヒョンっめっちゃおもろいㅋ」
『目立つからもうちょい抑えて!後オッパ可哀想でしょ!』コソッ
ほんの数分前…
ジョンウオッパの借り物競争が終わって次のルトオッパの番が始まった時に起こったこと
オッパも運動神経は良いから全然心配はしてなくて、予想通り1位でお題の所までやってきていた
『何引くんだろ』
SJ「あのヒョンは女絡み引きそう」
『告白とかすんのかな』
SJ「絶対無い」
1位でお題を引いたのに、引いた後にそのお題をずっと見ていてそこから動かないオッパ
『どうしたんだろ』
SJ「変なの引いちゃったんじゃない?」
待機列にいるジョンウオッパもさっきと同じ入場口近くにいるドヨンオッパも心配そうにオッパの方を見ているのがわかった
中々動き出さないなと思っていたら急に来た道を戻ってスタートラインの方に走り出したルトオッパ
『え、』
SJ「ヒョンだㅋ」
ルトオッパが笑いながら呼んでいる人物
それは明らかに走り終えて疲れているジョンウオッパで、ジョンウオッパはめっちゃ嫌がってる
SJ「良かった〜」
『何が』
SJ「Aが選ばれないで終わったから」
『まだオッパ達ゴールしてないんだから応援してあげてよ』
SJ「どーせあそこが1位でしょ」
結局折れたジョンウオッパが一緒に走って、先程と同じように1位でゴールテープをきった
SJ「ほら、1位じゃん。てかどっか行こーよ」
『どこって…どこに』
SJ「Aが俺のもんってみんなに見せないと」
『バカ、そんなのしに行くわけないでしょ』
ただの幼馴染が引っ付いて歩いてたらおかしいでしょ。
やめてよ。幼稚園児じゃないんだから。
もう競技に飽きたのか、私の椅子にかかっていたタオルを頭に被せて寝ようとしてるファニ
校庭では一通りの借り物競争が終わって、最後のアナウンスがかかっている。
「最後に1位でゴールしたワタナベハルトさんのお題はこちらでした!」
「ずっと隣に居て欲しい人!!」
「男の友情は熱いですね!!それでは以上借り物競争でした!選手の皆さんは退場してください」
ずっと隣に居て欲しい人か…
あの2人にピッタリだな〜
SJ「絶対あれカップル目的のお題っしょ」
『…まぁ、"ずっと隣"だもんね』
SJ「俺だったらA連れてく」
『やめろ』
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作者名:おもち | 作成日時:2024年3月20日 15時