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ジョンファンside
アユが借り物競争の招集に呼ばれた後
俺とAは学校では初の2人きりになっていた
『あ、あそこの入場口近くにいるのドヨンオッパじゃない?』
SJ「ほんとだ」
『私達は体育祭初めてだけどオッパは最後だもんね〜』
SJ「体育祭終わったらみんなで写真撮ろうよ」
『え』
俺がそう提案すると明らかに嫌な顔をして俺の方を見てくるA
SJ「ヒョン最後じゃん」
『でもオッパ人気だし女の子達からキャーキャー言われるよ、きっと』
SJ「ヒョンは知らない女子よりAと撮りたいと思うけど」
『ドヨンオッパは優しいからそんなこと思わないよ』
SJ「はぁ〜、分かってないなぁ」
『お!もう始まる!』
俺の声が聞こえてないのか、放送部のアナウンスが入るとすぐ校庭に目をやるA
何人かの中からアユを見つけたAは呑気に手なんか振ってる
でも俺は気づいてるよ
お互い近くにいるルトヒョンとジョンウヒョンが俺たち2人じゃなくてAの方を見てること
『あ、オッパ達だ』
SJ「やらかさなければいいけど…」
『え?なんて?』
SJ「なんもなーい。ねぇもっと後ろ行かない?」
『なんでよ』
SJ「じゃあ知らない人近寄ってきたら逃げれる?」
『だからなんで私が借りられる前提なの』
それからあっという間に競技が始まって、アユはお題を引いた後、職員席に座っている担任を連れて走り出し、見事1位に
『アユのお題なんだったんだろㅋ』
SJ「お気に入りの先生とかなんじゃない?ㅋ」
『この後のお題でカップルとか成立するのかな』
SJ「…お、次ジョンウヒョンだ」
Aの呟いた一言を聞こえないふりして次の話題に移らせる
Aはそんなこと知らないでいいのに…
『オッパ何引くかな〜』
SJ「マジで頼む」
『何がよ』
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作者名:おもち | 作成日時:2024年3月20日 15時