過保護ハウス 2 (ページ3)

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ay「じゃ、借り物競争行ってくるね〜…ってちょっと待て、」

『なに。早く行った方がいいんじゃない？』

午前種目のラストを飾る借り物競争の招集が始まった
アユは借り物競争に出るから軽く準備運動をして向こうに行こうとしたけど、足を止めて私達の方へ向き直った

ay「あんたも麻痺して来たね？ジョンファンさ、ずっとAの隣にいるつもり？」

『…確かに』

アユの言葉通り、私も少し麻痺してきたのかもしれない
ファニが隣にいると家みたいな感じで危機感が無くなる

SJ「ダメなの？」

ay「私いなくなったら2人だよ？大丈夫？」

『ダメだね』

アユと3人で居ても女子の視線を感じるのに、私とファニの2人じゃもっと酷くなる気がする

SJ「なんでダメなの？俺ら幼馴染じゃん」

『……』

ay「負けんなA」

SJ「アユは早く行きな。俺がAを守るから」

ay「…もう幼馴染やめてボディガードとか名乗れば？」

『なんでよ。てか早く行きなさい』

ay「ほんとにいいの！？私行くよ！？」

『もうこの人動く気ないしいいよ…ファニはもうバレてるし…』

SJ「だってさ。早く行きな」

ay「お前今日うざいな」

SJ「フッ」

『あーもう、こんな所でくだらない喧嘩しないでよ』

ay「くだらないってなんだ！」

だんだんヒートアップして2人の口喧嘩
ここら辺で止めとかないと後々めんどくさい事になるな…

「アユー？置いてくよ？」

ここで新たな希望の光が…！
クラスの子が中々招集された所に行かないアユを見つけて声をかけてくれたのだ！

『あ、もう連れてっちゃって！』

「了解ㅋ」

ay「ソジョンファン覚えてろ」

SJ「いってらー」

『アユもみんなも頑張ってね』

「ありがと〜」

ay「すぐ帰ってくるから！！」

半分引きずられながらクラスメイトに連れてかれるアユとは反対に清々しい顔をしてるファニ

『クラスの子と居ないでいいの？』

SJ「ルトヒョンとか怪しいからここにいる」

『なに怪しいって…』