検索窓
今日:16 hit、昨日:149 hit、合計:18,416 hit

ページ18

ジョンファンside


AS「ちょっと遅ない?」

YS「連絡してみ?」

JE「既読つかない!!」

HR「このヒョンずっと連絡してました」

JW「うざくて見てないんじゃない?」

JE「えっ……」


Aがトイレに行ってから数分。
ここからトイレは遠くないし、いつもだったら帰ってきてもおかしくはない。


YS「もう時間やし、A迎えに行って帰ろか」

JW「ジョンファンが連絡してみれば?」

SJ「電話かけるわ」


ヒョン達がもう出る準備をしている時に俺はすぐにAに電話をかける。
連絡先の履歴を開き、1番上にあるAの名前を押して、スマホを耳に当てる。


SJ「……」

YS「出ない、?」

SJ「…あっ、A?今どこ?何してるの?」


4コール目でようやく繋がった電話。
Aの声を聞く前にこっちから声をかける。
それほど心では焦っていたんだ。


『あ、ファニ…』

"もしかしてジョンファン?"

SJ「…は?」

"ほんと仲良いね〜"

『あ、うん…ㅎ』


電話の奥で聞こえたのは2人の男の声。
俺の声にヒョン達が反応して、険しい顔で俺を見つめてきている。


SJ「…どこいんの?」

『トイレの前に…』

SJ「今から行くから。そこから動かないで」

『あ、うん、』


Aの近くに男が居ること、それだけがただ気に入らなくて、Aにそれだけ伝えて電話をきる。


HR「男の声したんだけど?」

JE「こりゃあ放っとけないね」


今日の荷物を全部もって、Aが居るであろうここから1番近いトイレに向かう。


AS「2人もおるやん」

JW「ちか…」

SJ「俺のクラスのやつだ…。ヒョン達はここにいた方がいいかも」


トイレの近くに着けば、さっきまで近くで見てきたAが他の男2人と一緒に居て、その男達を見れば、すぐに俺のクラスのやつだって分かった。
ヒョン達にそう告げて、Aの元に駆け寄る。


「おっ、ジョンファンじゃん!」

SJ「…はぁ良かった」

『ごめん、待ってたよね、?』

SJ「…うん。早く帰ろ」

「あ〜、俺らが止めてたわ。すまん」

「てかほんと仲良いな」

SJ「ま、俺とAだから」

『ちょ、ファニ、』

SJ「じゃ、また学校で」

「おう!」


話をすぐ切り上げて、Aの腕を引いて、遠くから見ているヒョン達の元に向かう。
いつもより少し強く、Aの腕を掴みながら。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
296人がお気に入り
設定タグ:TREASURE , 幼馴染 , シェアハウス   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おもち | 作成日時:2024年3月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。