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ジョンウside
Aとヨシヒョンの後ろ(もうほぼ真後ろ)を歩きながらそれぞれ買い物を着々と進めていた。
SJ「ねぇー、お腹空いた」
『え?あんたお昼めっちゃ食べてたじゃん…』
HR「ほんま良く食うよな」
YS「夜ご飯食べれんくなるで」
JE「あ、クレープ食べようよ」
AS「A食べる?」
『1個食べれるかな』
JW「食えなかったら俺食うよ」
『じゃあ食べる!』
最初は3m以上離れろとか警戒して俺らを遠ざけていたAだけど、2時間も買い物をしていれば慣れたようで、俺らが真後ろを歩いていても何も言わなくなったし、今だって俺達の真ん中でクレープのメニューを見ている。
JW「何たべんの?」
『いちごチョコ!』
SJ「そこはバナナチョコでしょ」
YS「他誰食べるん?」
JW「ヒョンの奢り?ㅋ」
HR「よっしゃ俺チョコホイップ」
YS「おい」
JE「俺もバナナのやつ」
AS「ヨシくん、俺コーヒー」
YS「飲みもんかいな」
結局ヨシヒョンの奢りでクレープとドリンクを買って、端っこの空いている席で休憩をとることに。
JE「A、おいしい?」
『美味しいよ〜。けどオッパ、写真撮るのやめて』
JE「バレてたか」
目の前でスマホ構えてシャッター音鳴らしてたら誰でも気づくでしょ…
AS「後何買うん?」
YS「ヒョンがシャンプーとか買って来いって」
HR「電車だし帰りに家の近くのスーパー行けばいんじゃね?」
『オッパ、』
JW「ん?」
ヨシヒョン達の会話を聞いていたら、隣に座っているAが肩を叩いてきた。
JW「もういらないの?」
『絶対夜ご飯食べれなくなるから』
JW「はいはいㅎ」
何かと思えば半分くらい食べたクレープを差し出してきて、ソファー席に体を預けたA。
高校に上がってから冷たくなったけど、たまにこうして妹感を出してくるからほんとにずるい。
でもこういう事があるからいつも可愛いって思っちゃうんだろうな。
『ちょっとお手洗い行ってくる』
SJ「1人で?」
JE「ついてこうか?」
HR「迷子なるで」
『1人で行きます!』
Aの後ろ姿を全員で見守る俺らとそんな事に気づいていないA
昔から俺らがずっとそばにいて守ってるはずなのに、いつもAはそんなガードをくぐり抜けてしまう。
この後だって…
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作者名:おもち | 作成日時:2024年3月20日 15時