過保護ハウス 2 (ページ12)

今日:117 hit、昨日:454 hit、合計:18,368 hit

・ページ12

イェダムside

今日は大学に用事があって、1人朝早くに起きて同じ部屋のドヨンを起こさないように部屋を出てリビングに行けば、自分の部屋にいるはずのAがソファーに居ることに気がついた

「A？」

『ん…？イェダミオッパ、？』

YD「どうしたの？」

俺が声をかけると、気づいていなかったせいか、驚いた顔をしたAと目が合った
話を聞けば女の子の日が来てしまったようで、とにかく体を冷やさないよう声をかけ、俺はキッチンに向かい2人分の朝ごはんを作る

YD「ご飯食べ終わったら薬飲むんだよ？」

『うん、ありがとう』

2人だけの時間もあっという間で、俺もそろそろ大学に行かなければならない

YD「俺もう行くけど、部屋戻る？」

『…ううん、なんか落ち着かないからリビングにいる』

YD「そっか…」

まだ朝の7時半で、今日はバイトある人も午後からで全員休みだから当分起きてこないだろう
でもこの状態のAを1人にする事はなんだかできなくて、自分の部屋に荷物を取りに行った際、申し訳ないけど、ドヨンに声をかけてみた

YD「ヤ、ドヨンア、」

DY「…んっ〜…なに、？」

まだベッドに寝っ転がって、目を閉じた状態のまま返事をしたドヨン

YD「A女の子の日来たみたいでさ、リビングにいるから気にかけといて」

DY「…1人で？」

YD「うん。薬は飲んだから大丈夫だとは思うけど1人だから起きたら声かけてやって」

DY「わかった…」

まだ眠そうにして目を擦るドヨンだけど、ゆっくりとベッドから起き上がってスマホだけ持って部屋を出ようとしていた

YD「お？起きんの？」

DY「ソファーで寝る…ヒョンもう行くの？」

YD「うん、行くよ」

まだ半分寝てるドヨンと一緒にリビングに向かうと、ソファーでクッションを抱きしめながら座ってるAが目に入った

YD「A、もう行くね」

『…あ、うん…あれ、ドヨンイオッパ、？』

DY「ごめん、ここでもう1回寝る」

YD「ドヨン、鍋にスープ入ってるからお腹すいたら飲んでいいからね」

DY「ネ〜…」

『オッパ、行ってらっしゃい』

YD「行ってきます。体調悪かったら言うんだよ？」

『うん、』

ソファーに寝っ転がりだしたドヨンとその隣に座るAを見てから俺は玄関に向かって家をでる
A、結構辛いほうだから無理しないといいんだけど…