過保護ハウス 2

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ハルトside


JW「ルトや」


体育祭中で校庭全体が盛り上がっている最中
自分のクラスの席で休んでいると隣のクラスからジョンウがやってきた


HR「なに？」

JW「借り物競争何走目？」

HR「1番最後」

JW「最後か…」

HR「なに、お前最後じゃないの？」

JW「1個前」

HR「なんでそんな悲しそうな顔すんだよ。俺別にお前と走りたくないわㅋ」


俺との走順が違ったからなのか少し落ち込み気味に俺の隣の席に座り込んだ


HR「あ、そうだ」

JW「なに」


ジョンウを見て1つ思い出したことを今度は俺から質問することにした


HR「借り物競争って俺らだけ？」

JW「ヒョンもジョンファン達も出ないよ」

HR「じゃあAは暇って訳ね」ﾎﾞｿｯ

JW「や、名前出すな」


小声でAの名前を言ってもジョンウの過保護は相変わらずで、俺が名前を出した瞬間に周囲を確認し始めた。


JW「お題によってはあいつ連れてくつもり？」

HR「逆に他のやつ連れてくのやじゃね？」

JW「お題にもよるけど、普通に男友達でいいだろ」

HR「お前だって去年見てただろ？最後の方はお題がほぼ遊びでカップルめっちゃ成立してたじゃん」


生徒会絶対遊んでんだよ
カップル作れば盛り上がるって思っちゃってさ
まぁ、そのカップルは今ほとんど別れてるらしいけどㅋ


JW「そうだけど…さすがに全生徒の前でA連れてくのはまずいだろ」

HR「ま、お題によるけどな」

JW「はぁ…」


俺の答えにジョンウは呆れたのか、ため息をつき出した
全く、冗談に決まってるだろ
Aと俺らの関係バラしたらヒョン達から雷落ちるに決まってる
まぁ1番恐ろしいのはAだと思うけど…

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