失敗！？ ページ17
sideなし
ボタンを押した瞬間、森にこれでもかというほど隠してあった全自動バズーカが天高くへと打ち上げられる
「？？？？？？？？？？」
そしてそれはあろう事かAたちのすぐ目の前に着弾する
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
貴『作戦はこうだよ。
まず、フジ、ヒラ、こーすけたちの財力で砂漠唯一の川に大きなダムを作ってもらう。そこで水をせき止めてキヨが爆弾でそのダムに溜まっていた水を一気に放出させる
次に予め地面にうっすーくガソリンを撒いておいて、そこにバズーカを直撃させる。これはエーミール先生と私で予め計算しておくから。
奴らから見たら私が水と火を操っているように見えるからそこで私が奴らを止める』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
一斉に燃え盛る炎に信者達は固まり、あるものはAに恐れおののいた
コ「聖女は戦争を直ちにやめるよう神からの伝言を扱っていると仰っている。
直ちに兵を引き、戦争を終えよ！」
「聖女様から我らが神の伝言を」
「どうする？」
「どうするも何も、神のお言葉は絶対だ」
コ「お前達に危害は加えない。早急に兵を引け！」
貴『……これいける！？いけるんではないか？？』
ここまでは順調だった。ここまでは
それは突然だった。
ﾊﾟｧﾝ！！！
目の前の信者の胸に赤い花が咲く
貴「！！！！！？？？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「今回出来た第四十四番隊…随分とでかい顔をする」
「全くだ。出来たばかりでろくに兵士もいない癖して全く腹立たしい」
「……なあ、俺達が奴らに戦争の仕方を教えてやるのはどうだ？」
「……ほう？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
side貴女
なんで？なんで発砲なんて……！
レ「コネシマ！！！数キロ先から第二十三番隊と三十番隊、十一番隊の影が見えるって情報が坂本たちから！」
コ「あいつら……！なんちゅう勝手なことを！」
「……敵の部隊だ。奴ら、俺たちを騙そうとしたんだ！」
不味い！
どうする！？どうすればいい？？
ふっ、と金髪の男の背中が頭をよぎる
私はちらりとコネシマを見つめる
貴『…レトルト、全員を集めて。はやく！』
レ「！わ、分かった」
コネシマ！
コ「なんや！」
グルッペンくん達に報告して！作戦は失敗したって
コ「はあ？？ここを離れろって言うんか！！！」
行け！
コ「行かん！」
私は勢いよく腰のふた振りの剣を抜くとコネシマに切りかかる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しゃりこw(プロフ) - 蘭菊さん» 身近に居られるのですね！、私も両親が耳が不自由なので…！返信ありがとうございました。こちらこそ本当に嬉しいです！ (2017年6月3日 18時) (
レス) id: 6e0192e497 (このIDを非表示/違反報告)
蘭菊(プロフ) - しゃりこwさん» そう言ってもらえるなんて感激です！一応友人にそういう方がいて『そういう方々』がどういうふうな考え方をしているのか、それを知ってもらいたくて書きました。なのでしゃりこwさんのような感想は本当に嬉しいです (2017年6月3日 17時) (レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
しゃりこw(プロフ) - 初めまして、読ませていただきました。正直聲の形を元にという言葉を読んだ時差別的なものになってしまうのでは、と考えてしまいましたがそんなことは無くとても感動するお話でした。ありがとうございました (2017年6月3日 16時) (レス) id: 6e0192e497 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蘭菊 | 作成日時：2017年4月23日 14時
