指揮官 ページ16
side貴方
………そろそろか、
ここは砂漠のはしのはし、我々国に行くためには奴らの国の方向から考えてもここを通らないわけがなかった。
見ると砂漠の奥の奥から小さな人影がチラホラと見え始める。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
sideなし
坂「作戦ってAどうするの？」
皆の目が一心に中心にいた女に向くと、彼女は笑って今回の作戦を伝えた
弟「おいおい、結構無茶な作戦じゃねぇか？」
弟者がそう言ってしまうくらいにはその作戦は失敗してら死一直線だったからだ。
彼女はその発言を聞くとニコリと……いや、ニタリと笑って答える
貴『……確かに、普通ならこんな馬鹿げた作戦なんかしないよ。
…でも、相手が信者共ならば話は別だ。
幸い私達には武器も金もある。弟者、反対なら無理に参戦してくれなくてもいいよ。みんなもわかっていると思うけどこれは失敗したら死だから』
ははは、なんて笑うAに暫くの静寂が訪れた時だった
レ「…ええやん。僕はAちゃんに従うよ。死ぬならAちゃんと死ぬよ」
最初に声を上げたのはレトルトだった。
キ「俺だって、、もう、親友を無くすのは勘弁したいしな」
ひとり、また1人と作戦の実行を支援するような声が上がる
西「成功したら死者を出さずに済むなら、命をかける価値はありますね。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
コネシマ、お願い
コ「おうよ！」
やがて相手の体格が遠くからだがわかるほど近づいた時だった
コ「止まれぇ！！！！！信者共！」
「…われらの神聖な神を汚す者を殺せぇ！」
相手の目は血走りこちらの声など届かない
貴『……キヨ』
キ「OK！！」
カチッ
勢いよくキヨが持っていたスイッチを押すと遠くから爆発音が聞こえる。
それと同時に私は天高くにその手を掲げた
「…？？？」
信者共が爆発音のした方向へと目をやったそこにあったのは、海でもない場所へと勢いよく津波のごとく押し寄せる水だった
「！！！！ なっ、何故！？ここは砂漠だぞ！？」
コ「…控えろ！こちらにおられるお方は貴様らが崇拝してやまない神の使いとしてやってきた聖女なるぞ！」
はぁ！？と普通の人ならばなる反応だが奴らからその反応を得ることはまずない。
だって奴らにとって神は絶対なのだから
レ『…弟者、兄者、おついち！』
兄「はいよ！」
カチッ
レトルトから無線が入った３人は同時にスイッチを押す
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しゃりこw(プロフ) - 蘭菊さん» 身近に居られるのですね！、私も両親が耳が不自由なので…！返信ありがとうございました。こちらこそ本当に嬉しいです！ (2017年6月3日 18時) (
レス) id: 6e0192e497 (このIDを非表示/違反報告)
蘭菊(プロフ) - しゃりこwさん» そう言ってもらえるなんて感激です！一応友人にそういう方がいて『そういう方々』がどういうふうな考え方をしているのか、それを知ってもらいたくて書きました。なのでしゃりこwさんのような感想は本当に嬉しいです (2017年6月3日 17時) (レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
しゃりこw(プロフ) - 初めまして、読ませていただきました。正直聲の形を元にという言葉を読んだ時差別的なものになってしまうのでは、と考えてしまいましたがそんなことは無くとても感動するお話でした。ありがとうございました (2017年6月3日 16時) (レス) id: 6e0192e497 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭菊 | 作成日時：2017年4月23日 14時
