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sideオスマン
『カンノーリ』
また随分久しぶりなものを作ったな…と、思った
貴『あーーー！！また失敗！』
オ『まだやってんの？俺別にほかの食べ物でもええよ！』
貴『いや、最早これオスマンの為に作ってないし、、もう私の意地だし』
オ『それはそれで寂しいこと言うな』
貴『………もし、、成功したら一番に食べてね。』
ニッコリと笑うAにつられて自分も笑う。
オ『じゃあ楽しみにしとくわ』
成功…したんやなぁ。あんだけ見れたものではなかったカンノーリが今やイタリアの店に普通に売ってそうな出来栄えになっている。
練習したんやろうな…俺のために
貴「毒入ってるとか思わんの？」
オ「え〜、Aにそんなこと出来る？」
貴「調子に乗りやがってw」
本当に、いれてくれたらいいのに。そう思ってしまう
オ「なあ…俺のこと嫌い？」
貴「んなわけ、、むしろ好きやで」
オ「国より？」
貴「…………。 ふっ」
そうふっと笑うAに俺は何も言えなくなる。いっその事国と言ってくれた方が良かった
貴「私は生きてて欲しいなぁ」
やめてよ、、、そんな事言われたら意地でも生きなくてはならないじゃないか。
お前のいないところであと数十年も生きなくてはならないじゃないか
そんなのは残酷すぎやしないか？
好きになんてなるつもりじゃなかった。
告白なんてする気もなかった
なのに、、、たまらなく好きになった。
オ「ばいばい」
貴「ばいばい」
カランｯ…となるベルと共に俺は外へと出る。
何よりも大切な、我が総統の元へ帰るために
ここ数十年、、泣いたことなんてなかったのに
あぁ、そう言えばカンノーリの感想言ってやってないな
俺はAとどれだけ一緒にいてやれただろう
ちゃんと甘えさせてあげたっけ？
貴『オスマン』
脳裏に過ぎるのはAの笑顔ばかりで
自然と涙が溢れてきた
いつか、、、いつかまた会おう。それがたとえ、お互いが死んだ後だったとしても。
その時はまた、一緒に遊んでね？
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蘭菊(プロフ) - 綾波夜見さん» よかったです！ロボロって私の中で『頑張りや！』ってイメージが強いので(*´ｰ`*) (2017年7月11日 19時) (
レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - 蘭菊さん» 読ませていただきました!!!!!とっても良かったです!!!!!ありがとうございました!!!!! (2017年7月11日 17時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)
蘭菊(プロフ) - 綾波夜見さん» リクエストありがとうございます！頑張って書かせてもらいますね！今週の日曜日までにはあげます（あげたいです） (2017年6月29日 1時) (レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - 蘭菊さん» 初コメ失礼致します！いつも楽しく見させていただいております！リクエストをお願いします！ロボロ×オムライス、というのはいかがでしょう？よろしくお願い致します！ (2017年6月28日 12時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)
蘭菊(プロフ) - もかさん» そう言ってもらえると嬉しいです！短編集の方はこれからも思いついたらどんどん挙げていくつもりなので宜しくお願いします＼(^o^)／ (2017年5月8日 22時) (レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭菊 | 作成日時：2017年4月14日 1時
