カンノーリ･マンちゃん ※軍パロ ページ13
貴「…ねぇ、オスマン。」
オ「ん〜？どうしたの？」
貴「………これは、、どういう事？」
オ「そのまんまの意味やで？」
ｷﾗﾘと光る果物ナイフ。それは紛れもなく私に向けられたものだ。
貴「困ったなぁ…」
まさか初めての恋人がスパイだなんて思わないじゃん？
オスマンは相変わらずの目で私を見ている。そんな冷たい目を向けられる筋合いはないのだけれど…
初めての恋人で、初めてキスした人で、初めて手を握った人で
私の初めてを貰ってくれて……
なのに、、、これは無いやろ？無しやろ？
貴「……いくら何でも………キツイなぁ」
泣きたいはずなのに、涙は出てこなかった。
オ「……俺が憎い？」
貴「ううん。……っていう人はいないと思うけど？」
オ「確かにw」
ｸｽｸｽと笑う彼はいつもとさほど変わらなくて、
オ「……なあ、、俺と一緒に来る？俺、何だかんだでAの事気に入ってるんよ？」
貴「…それは、とっても魅力的な誘いやね。私もまだ死にたくないし。」
オ「やろ？」
そう言ってオスマンは私に手を差し伸べる。
嬉しいな。これは多分、幸福なことなんだろう
貴「………でも、」
ﾊﾟｼｯ
私はわざと力を込めて彼の手を振り払う。
常にニコニコと笑っているような顔の彼は珍しくその瞳の色を私に見せてくれた
貴「私は、、この国も好きなんよ。大好きなんよ。
そんな易々と捨てられるもんやない」
オ「助かるのに？」
貴「たすかるのに」
そう…とだけ言ってオスマンは再びナイフをこちらへ向ける
貴「なぁ、、最後の頼み、聞いてや」
ーーーーーーーさいご
我ながらこんなにすんなりと『さいご』という言葉を発することが出来るとは思っていなかったな
私は黙って手を動かす
彼は後ろのカウンターで寛いでいる
貴『最後に私の料理食べてくれへん？』
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蘭菊(プロフ) - 綾波夜見さん» よかったです！ロボロって私の中で『頑張りや！』ってイメージが強いので(*´ｰ`*) (2017年7月11日 19時) (
レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - 蘭菊さん» 読ませていただきました!!!!!とっても良かったです!!!!!ありがとうございました!!!!! (2017年7月11日 17時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)
蘭菊(プロフ) - 綾波夜見さん» リクエストありがとうございます！頑張って書かせてもらいますね！今週の日曜日までにはあげます（あげたいです） (2017年6月29日 1時) (レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
綾波夜見(プロフ) - 蘭菊さん» 初コメ失礼致します！いつも楽しく見させていただいております！リクエストをお願いします！ロボロ×オムライス、というのはいかがでしょう？よろしくお願い致します！ (2017年6月28日 12時) (レス) id: cb6f79886b (このIDを非表示/違反報告)
蘭菊(プロフ) - もかさん» そう言ってもらえると嬉しいです！短編集の方はこれからも思いついたらどんどん挙げていくつもりなので宜しくお願いします＼(^o^)／ (2017年5月8日 22時) (レス) id: fe041c55cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭菊 | 作成日時：2017年4月14日 1時
