燭台切光忠の妹は訳ありです。【刀剣乱舞】

21話 ―過去編終了― ページ26

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僕は何度も考えた。

お兄ちゃんを殺してやろうかって。

でもお兄ちゃんを殺したら誰が僕の世話をするの？

怖い。だから殺さなかった。

否、殺せなかった。

誰が世話を見る？自分のは自分で見れる。

違う話を繋げて僕が強いと自分で思ってきた。

だけど…。

お兄ちゃんが好きだから。

殺したら会えなくなる。だから

殺さない。

俺は愛してるぞ？燭台切光忠。


『藍、だからあの時僕はお兄ちゃんに大嫌いって言ったんだ。』

藍｢ってことはお前はあべこべを言ったのか？｣

『そうゆう事だね。』

『ほんとは愛してるんだ。お兄ちゃんのこと。
愛しすぎたから嫌いになる。そんなことも稀にあるでしょ？
だからあの時は大嫌いだと言った。
でも今は愛してる。

僕はわけがわからないんだ。』

藍｢変なことゆうぞ。

ごめん。俺もよくわからん。｣

『だよね、僕も何言ってるかわかんないもん。』

藍｢愛してることはわかった。((ﾎﾞｿｯ｣

『なんか言った？』

藍｢いーや、なんもゆってなーいぞ！｣

藍｢お前は帰りたいか？ここは歴史修正主義者がたくさんいる所だ。
帰りたいなら帰ればいい。
帰りたくないならここにいればいい。
どうする？｣

『帰り……。』

藍｢？？なんて？｣

『帰りたい……お兄ちゃんに謝る。』

藍｢それがいい！！俺は猫に戻るさ。｣

『か、肩にはのらないでね？！』

藍｢乗らせてもらうぜ！((ﾎﾞﾌｯ｣

『肩痛いじゃんかぁ。』

『ま、いいです。帰りましょ！』

藍｢だな！帰ろ！｣

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