27、エプロン ページ27
「そろそろ帰ってきそうだね。君！鍋とか見といて！」
「わかりました！」
一通りの準備が終わったあと、みんなが帰ってきたみたいだ。
あの男の子は、ピクシーボブについていくのか、ゆっくり動き始めた。
「あ！待って！」
「…なんだ？俺はヒーローになりたいやつとつるむ気はねぇ。」
うわ、勝己みたい。
「君、ヒーロー嫌いなの？」
「…別に。どうでもいいだろ。」
男の子は、そういうと、走って去っていった。
そういえば、まだ名前も聞いてないや。
──────
「はぁ…お腹空いた…。」
「結構疲れたね。もうクタクタ…。」
「明日もあるのに超疲れた…。」
Ａ組の女子の面々は、とてつもなく疲れていた。先程まで森を走って、土魔獣を倒すため、個性を使い切っていた。
それより気になっていたのは、
「Aちゃん…どこ行ったんだろ？」
Aのことである。
相澤からは、心配しなくてもいいと言われ、とりあえず食堂に向かっているが、やはり気になっていた。
「ピクシーボブ！！全部持って運べました！！」
「オーケー！あとは待つだけ！！」
明るく、聞き覚えのある声が聞こえ、食堂の扉を開ける。
「？！Aちゃん？」
「あ！！お茶子ちゃん！！みんな！！」
Aはエプロン姿で手を振る。
「「「んっ！！！」」」
すごく可愛い。それが女子たち全員の意見だった。
「ここに男子がいなくて良かったと思うよ。」
「特に爆豪くんとか轟くんだね！」
「同意見だわ。」
みんながウンウンとうなずくが、Aはその意味があまりわかっていなかった。
「君ってすごいモテるんだねぇ。」
ピクシーボブに羨望されていたことすらわかっていない。
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ユウ(プロフ) - コメント、お気に入りありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2018年7月28日 13時) (
レス) id: 5574cc2667 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ。(プロフ) - 凄い面白いです！！！逆ハーって書くの難しいのにこんなに夢主ちゃんに沿った書き方は凄いと思います！！更新楽しみにしてますね、頑張って下さい！あ、お気に入りにさせてもらいました！！ (2018年7月28日 13時) (レス) id: 117f0427c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2018年7月21日 21時
