20、放心状態 ページ20
「(・。・)」
「あれってどんな感情なんやろ…。」
「放心状態じゃないかしら？」
「なんかあったんかな？」
「聞いてみましょう。」
「聞くの？！」
「気になるでしょう？」
「そうだね！親友として、気になる！」
「そうと決まれば行ってみましょう。」
梅雨とお茶子は明らかに様子がおかしいAに近づいていった。
どこか遠いところを見ているような、ただぼぅとしているような目。なにかあったんだろうと、梅雨とお茶子は推測した。
「Aちゃん！なんかぼぅとしてるけど、大丈夫？」
「何かあったのかしら？何かあるなら、相談に乗ってあげたいわ。」
Aは梅雨たちの方を向き、笑う。
「…あ、二人ともおはよう。なんでもないから、大丈夫だよ。」
梅雨とお茶子は顔をかしげる。Aは嘘をついてない様子だが、まだなにかおかしかった。
「おぅ！爆豪！おはよう。」
「朝からうるせぇ。」
Aは勢いよく立ち上がり、その姿に梅雨達は驚く。
「勝己のバカーー！！！」
「？Aちゃん？」
「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!わ…私、トイレ…行って…きます。」
先程まで、魂が抜けたようだったAは、急に叫び、それからボソボソとつぶやいて、教室を出ていった。
突然の叫び声に、そこにいた者たちは固まり、流れるように爆豪を見る。
轟はAが出たドアを静かに見つめていた。
「絶対何かあったわね。」
「そうやね!」
心配する梅雨と、なんか面白そう、と感じるお茶子だった。
数分後、帰ってきたAは女子に囲まれた。
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ユウ(プロフ) - コメント、お気に入りありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2018年7月28日 13時) (
レス) id: 5574cc2667 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ。(プロフ) - 凄い面白いです！！！逆ハーって書くの難しいのにこんなに夢主ちゃんに沿った書き方は凄いと思います！！更新楽しみにしてますね、頑張って下さい！あ、お気に入りにさせてもらいました！！ (2018年7月28日 13時) (レス) id: 117f0427c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2018年7月21日 21時
