RMPGの糖分ちゃん

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壱馬 side


嫌だってわけじゃないけど、
こんなに囲まれていい気分ではない
されるがままやし、腕組まれてるし

そーいや、今日まだAと喋ってないな
ちょっと目にした時はなんか元気なかった気したな



『か、壱馬さ……ん』


震えた声で俺の名前を呼ぶ、愛おしい声


周りにいたエキストラの方々が一斉にAを見る
あ〜、人見知りやからだめやな


壱「ん？どしたん？」



『…ｯ。あ、いや、楽しそうだなぁって。
今日まだ壱馬さんと喋ってないから。』


なんや、なんや。寂しかったん？
可愛ええな〜、涙目やし


壱「ちょっと、すいません。」


組まれてた腕を解いて、Aの手を取って
外に出た


『か、壱馬さん？』


壱「ん、今日Aと喋ってなかったな。
おはよう。A。」



『もう、こんにちはです。』



壱「ははっ、そっか。こんにちは笑
で？なんでそんな機嫌悪いんですか？Aちゃん」


ずっとむす〜っとしてる、A


『べ、別に機嫌悪くないです。
ただ、楽しそうだなぁって思っただけです。』


可愛くないな〜、素直に言ってくれたらいいのに笑
そこがまたいいんか笑


壱「ごめんな？A1人にして。」



『うんん。大丈夫です。』ﾌﾙﾌﾙ


壱「次からAも撮影一緒やから、楽しもな？」


『うん。プールって言ってました。
潜ってもいいかな〜。』


壱「Aは溺れるからダメですって言われるで笑」


『そんな事ないですよ！！プールだし、溺れませんっ！！』


多分、いや、絶対、溺れてバタバタするな
想像つくわ


壱「水着じゃないし、ダメやろ。」


『っちぇ〜。あ！壱馬さん！今日お昼冷麺でしたよ！辛いのもあるって！』


壱「よしゃっ、2杯は食べれるな！」


『え！じゃあ私は3杯！！！』

なんでそこで競うん？笑
普通は女の子の方が少ないやろ笑
めっちゃ細いのにその見た目の5倍は食べるからな笑



北「おーーーーい！撮影するってよ〜！！！」


壱「お、行こか！」


『うん！！』



RIKU「あ、Aちゃん次はご機嫌ですか〜？」


『うん！冷麺3杯食べることにしたんです！』


RIKU『…どゆこと？？？』

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