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『んん。壱馬さん?』
壱「んー?目覚めてきた?」
心地いい。壱馬さんの背中。
細身なのにしっかりしてる。男の人だって実感する。
壱「ベンチあるけど、どうする?降りる?」
『や。おりない…。』
壱「ふはっ、はいはい笑 」
『壱馬さん鍛えてるの?』
壱「もうすぐツアー始まるしな〜、ちょっとな」
『すごい。壱馬さん。私、ずっとね、壱馬さんの背中追いかけてたの。武者修行のとき、歌うたってクランプもできて、すぐ何でもこなしちゃうけどたくさん努力する壱馬さんずっと追いかけてたの。』
初めてのアリーナツアー。
ここまで来たんだって思うと、デビュー前の
がむしゃらだった時を思い出す。
初めて、壱馬さんにあった時
この人は根っからのEXILE魂だって思ってたから
絶対私の事良くは思ってないって思ってた。
あんまり話してくれなかったし、
仲良くなるのも時間かかったな〜。
壱「あの時、正直焦ってた。
女の子はいるって聞いて、相当なレベルの子なんやろなっていうのは覚悟してたのに、それを遥かに超えるレベルの子やったんだもん。焦ったわ笑」
焦ってたの?そんな風には見えなかったなぁ
壱「俺も負けちゃいけないって、必死になって意地張ってAの実力は認めてたのに全然話せなかったな。笑」
『壱馬さんが仲良くなるの1番遅かったもん。』
壱「そやな〜笑 でも、LIKIYAさんに今の壱馬は
Aと合わせようとしないで、戦って歌ってるように聞こえるから、感動しないって言われてその通りだって思って、そこからは意地張るのやめよって。」
『私嬉しかったですよ。壱馬さんが初めて一緒に練習しよって言ってくれた時。』
壱「泣いてたもんな〜あの時。笑」
酔いはもうとっくに覚めてたのに、
ずっと壱馬さんにくっついていたくて離れなかった。
壱「あの時から何も変わらんな。俺が好きなAのままだ。」
そう言って、私をベンチに下ろして
同じ目線までしゃがむ壱馬さん。
『え…。』
私やっぱりまだ酔い覚めてない?
いつもならメンバーとしてって解釈するのに
メンバーこと1人の人として見るようになったから?
都合よく解釈しちゃうよ。
壱「なんか、酔ってるところに付け込むみたいやけど…俺、Aのこと好き。」
なんだでだろう、ドキドキしてる。
『壱馬さん、、私、私ね、』
壱「うん。」
言葉を詰まらせる私にいちいちあいづちを
うって聞いてくれる壱馬さん。優しすぎるよ
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実玖 - こんばんは(*^^*) 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした(>_<) (2021年7月4日 20時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
miyuu333(プロフ) - 実玖さん» 沢山教えて下さりありがとうございます。まだ直しきれていないところもあるかもしれませんが直させて頂きました。これからも読んでいただけると嬉しいです。 (2021年7月4日 19時) (レス) id: c52b1461da (このIDを非表示/違反報告)
実玖 - 物語読んでいて気が付いたのですが...。 エキストラの方々が自動販売機の前にある 同じく・ページ35のここの部分 休憩スペースに固まってお話していた。 こっそり、買って帰ろう。 これ正しくは休憩スペースでではないんでしょうか? (2021年7月4日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
実玖 - 何度も続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 ・ページ35のここの部分 私はゆんちゃんの一緒のお部屋なんだけど これ正しくは私はゆんがちゃんとではないんでしょうか? (2021年7月4日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
実玖 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたので メンバーこと1人の人として見るようになったから? 都合よく解釈しちゃうよ。 これ正しくはメンバーのことではないんでしょうか? (2021年7月4日 16時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2424y | 作成日時:2021年6月21日 20時