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vs泉の主【美谷 凪】 ページ5

ジャングルの中心部に向かって歩みを進めるFチームの4人。泉に近づくにつれ、霧はだんだんと濃くなっていく。

 ここまでこの霧を何とかしていたのは凪だったが、ここまで来ると、流石に1人じゃどうしようもなくなってきていた。辛うじて霧払いできる範囲に4人とも固まっているので、身動きがとりづらい。

 歩いている間に、何度かモンスターに襲われた。幸いなことに、モンスターは入学セレモニー中に現れたものと同じくらいの強さで、しかも1体ずつしか現れなかったため、近づいてきたらるいが倒す、というので何とかなっていた。

 そしてついに、4人は泉まで辿り着いた。

「あれ、おかしい」

 泉を見て、最初に口を開いたのは心愛。泉に手を伸ばしながら首を傾げている。

「おかしいって、何が?」

 凪は辛うじて霧払いを続けながら聞き返した。

「こんだけ近づいとったら、もう操れるはずなんや。でも、能力送ってもうんともすんとも言わんねん」
「もしかして、水ではないのでは?」

 突然口を挟んだのは瘋。

「水じゃない? だったら何なん?」
「アルコールとかでは?」
「そういうのどうでもいいから。早く水汲んで帰るよ」

 るいがそう言ったその時、泉に変化が起きた。

『この泉の水が欲しいのですか?』

 透明な女性の声がしたと思うと、霧が晴れ、泉の中から金髪の人魚が現れた。

『どうしても欲しいというのなら、その資格を泉の主たる私に示しなさい』

 人魚はそう言うが早いか、4人に向かって水の弾丸を撃ち出した。

 間一髪のところで飛び退いた4人だったが、その後どうすればよいかまったく見当が付かず、しばらく攻撃を避け続けるしかできなかった。

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設定タグ:募集企画 , 勇者育成学園 , ヒメアミ   
作品ジャンル:ギャグ, オリジナル作品
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そら*フィア(プロフ) - 更新しました。メモの文字数ギリギリなので私のとかいらないと思ったら消してください(メモ長文常習犯) (2022年8月13日 22時) (レス) @page31 id: 55103e200f (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - お久しぶりです。更新します。 (2022年8月13日 22時) (レス) id: 55103e200f (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - 終わりました。F,Kの皆様、本当に勝敗をどうしましょうか?私はどちらでも良いのですが……。次の方よろしくお願いします。(以下連絡:ヒメアミさん、どうか参加希望の方々への返事をよろしくお願いします) (2020年12月29日 23時) (レス) id: c283b58b59 (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - お久しぶりです。更新します。 (2020年12月29日 23時) (レス) id: c283b58b59 (このIDを非表示/違反報告)
なー。(プロフ) - 更新終わりました! (2020年9月27日 16時) (レス) id: 13b122a5bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒメアミ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年4月29日 23時

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