バッチコイ戦闘!!【勇学クラブ】 ページ22
健太side
相手の4人も結構個性的な上に只者じゃないって感じ…
ま、俺達には敵わないけどね!…多分。
「自己紹介しようぜ!俺は健太な!勇崎健太!」
「は?今かよ」
勇助にツッコまれ、相手チームからは意外そうな目で見られる。
まぁ、軽く名前を教え合い、
リーダー格→
女の子→
スカーフ男子→
太った男子→
と言う事が判明。
「対戦相手が見つかったチームから、近くの先生の指示で戦闘開始」
アルト先生の指示が入った。従うしかない!
「あ、いきなり戦闘なのね!?」
勇助が急にツッこむ。
「いいじゃん!いつやっても結果は同じ!」
「いや、一応心の準備と言うか…」
「最寄りの先生は…」
「無視すんな」
ジト目で叩かれたけど気にしない!
「先生!もう良いですか!?」
すぐ近くにいた名前も知らない先生に、勢いよく聞く。勢い良さすぎて多少引かれたけど、まぁこれくらいで怖気付いちゃダメだよね!
「それでは…始め!」
「ホントにいきなり始まったぁぁぁぁぁ」
勇助がムンクの「叫び」みたいな顔をする。
ようし、ついに対人戦闘!頑張るぞー!
No side
最初に動いたのはつばき。
両手を合わせ、炎の波動を放つ。技の1つ「フレイムウェーブ」だ。
相手は軽くかわすが、大介には見事命中した。
読み通り、やはり動きが鈍く的も大きい。つばきはニヤリと笑う。
と、涼が人差し指から波動を放った。
「何かヤバそう!!」
「奴の
健太がどうでもいい事で時間を浪費する。
とにかく、避けねばいけない。
勇助以外軽々と避け、勇助はすっ転んだついでに避けられた。
「悪運だけは良いみたいだな」
涼が次の波動を浮かべながらニヤリと笑う。
「うるさいなぁ!」
「油断してていいの?」
感情を読み取りづらい声を発したのは芽衣。
「はっ…?」
気付いた時にはもう遅かった。
芽衣の手から生み出されているのは太いツル。
そう、植物のツル、である。
「マジかよ!!」
しかも、イバラのツルだ。
バシッバシッと、大きく揺れ動き皆に襲いかかってくる。
「ヤバッ…!」
反射的に健太が筆を取る。
「フレイムタワー!」
つばきの炎が、ツルを燃やしていく。
「これは…僕死ぬかも」
勇助が心からため息をついた瞬間だった。
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そら*フィア(プロフ) - 更新しました。メモの文字数ギリギリなので私のとかいらないと思ったら消してください(メモ長文常習犯) (2022年8月13日 22時) (レス) @page31 id: 55103e200f (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - お久しぶりです。更新します。 (2022年8月13日 22時) (レス) id: 55103e200f (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - 終わりました。F,Kの皆様、本当に勝敗をどうしましょうか?私はどちらでも良いのですが……。次の方よろしくお願いします。(以下連絡:ヒメアミさん、どうか参加希望の方々への返事をよろしくお願いします) (2020年12月29日 23時) (レス) id: c283b58b59 (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - お久しぶりです。更新します。 (2020年12月29日 23時) (レス) id: c283b58b59 (このIDを非表示/違反報告)
なー。(プロフ) - 更新終わりました! (2020年9月27日 16時) (レス) id: 13b122a5bb (このIDを非表示/違反報告)
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