<リレー小説版>GO！勇者育成学園！～クラス決定試験編～ (ページ7)

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学力テスト爆発しろ！！by健太&吹輝&正義【勇学クラブ】ページ7

つばきside

皆が騒いだりわめいたり嘆いたりでなだめるのに苦戦中の姫原つばきです。
皆は小学校の頃もテストがある度にこんな風にわめいてたのかな…？いや違うな。
とりあえず、私達は横一列に並ぶ事にしたよ。そして実行したよ。
隣は健太君。なんかニヤニヤしてて怖い。
すると…

？？「ねぇ、隣いいかな？」

つばき「私？」

あの女の子が声をかけてきたの。あの女の子って言っても分からないよね。あの光と猫の能力で、怪獣と戦う時に私の炎が…とかいう子。

和奏「そうそう。あ、名前は？私はエリートクラスの月野和奏！」

笑顔で自己紹介をする和奏ちゃん。皆の注目もこっちに向いた。エリートクラスと聞いて、正義君の感じが何か変わった…ﾔﾊﾞｲ
すると、男の子が和奏ちゃんの頭を急に叩いてからの…

優「ほんとバカだなお前。美少女大好きだもんなお前。あ、俺は弟の月野優。こっちの女みたいなのは相田真冬。2人ともエリートクラス」

お、弟！？学力試験の会場にいるって事は1年生、つまり双子…弟なのにお姉ちゃんの頭叩いちゃダメでしょ！
…とにかく、優君の隣の真冬君は、さっきのスライム祭りで顔見知り…の筈。あっちがどうかは知らないけど、五感に関わる能力かな？
私が色んな事で驚きの表情を表す。
皆もなんとなく驚き中。

つばき「…あっ、私は姫原つばき！3人とも、よろしくね！」

名前を聞かれた事を思い出した私。少々狼狽えつつ、瞬時に笑顔になり名乗る。
健太君が「つばきスマイル」と呟いた。だから怖いって。

和奏「つばきちゃんかぁ！ぜひともよろしく！あ、奥の君らは何て言うの？」

早速隣に座ってきて私の手をガシッと掴んだ和奏ちゃん。優君と真冬君も「仕方ない…」という感じで私達の並びに座った。苦労人なのかな…

健太「俺は勇崎健太！仲良くしよう！！」

試験がまもなく始まるのに大声の健太君。

勇助「僕は谷田勇助。ノーマル確定だけどヨロシク」

学「生真学です。どうぞよろしく」

弱気な勇助君、サラリーマンみたいな学君。

吹輝「俺は有笛吹輝！よろしくなツキワカ！ツキユウ！アイマフ！」

吹輝君は速効で呼び方を決めた。3人は少々戸惑いぎみ。そうでしょうね。

正義「拙者は忍正義と申す忍の者。エリートと仲良くする気は毛頭無いでござる」

えー、もっと友好的に行こうよ！

和奏「えっ、忍！？忍者！？凄！仲良くしようよ！」

優「いい加減に黙れって！」

騒がしくなりそう…