疾走【相田真冬/月野和奏】 ページ40
〜和奏side〜
次は私らかー!
「頑張ろーね!」
「うん!」
楽ちゃんとそんな会話をすると、ふと見覚えのある姿が。
「あ!つばきちゃん!さっきはお疲れ!見てて!私12秒台たたきだすからー!」
つばきちゃん集団である。
私は手を振り言う。
つばきちゃんも振り返してくれた。
よぉーし!美少女に応援されるからには頑張らないと!
「位置について!よおーい…」
ハード先生が言う。その言葉に私は地面を蹴る準備をする。
「ドン!」
走り出した。
楽ちゃんは私の隣を走る。
同等の子なんて滅多にいなかったからなぁ、楽しい!
少し後ろを見ると、真冬が私たちの後ろを走り、優が足の遅いモブと走っていた。
がんばー!
私はゴールする。隣でおなじくゴールする楽ちゃん。
おお!どっちが先だー!?
優とモブ君が到着すると、私は優を支えつつ結果を見る。
あっ。
「「同着だ!」」
私と楽ちゃんはハモる。
12.94…ギリギリだなー、頑張らないと!
「僕は…14.39か、まぁまぁだなぁ。優は…20.91!頑張ったじゃん!」
真冬は笑う。優は少し笑うとそのまま倒れた。
あらま。
真冬は無理なので私が抱える。まぁすぐ起きるでしょ、まだまだいっぱいいるみたいだしね。
んーっと、つばきちゃん達はっと……いたいた。
「つばきちゃんー!見た!?私の疾走!」
私は優を抱えたままつばきちゃんの元へ。真冬は着いてきてけどそっぽを向く。
恥ずいのかな?
あれ、でもなんで睨んでるんだ…まぁいいか!
「うん!凄かった!」
つばきちゃんは笑う。わぁ美少女。
「早かった…!」
「凄いな!」
勇助と健太は言う。
「…あの、優さんは…?」
学は恐る恐る聞いてくる。
「これだよー、疲れたんじゃない?」
狐化してる優を見せる私。つかれたら狐になるんだよねこいつ。
「和奏。早く行こ」
真冬は言う。
?どうしたんだ、いつもに増して不機嫌だなぁ…
「?ん、またねつばきちゃん!また話そ!」
私はそう言って手をぶんぶん振る。
トホホ、最後まで正義君の視線が痛かったです…
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ヒメアミ(プロフ) - 更新しました!あと続編移行したので皆さんそちらにお願いします!…あと続き半濁音さんに繋げていただけると嬉しいです! (2020年4月3日 15時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 更新します! (2020年4月3日 14時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - 終わりました。次の方お願いします。 (2020年4月3日 14時) (レス) id: c283b58b59 (このIDを非表示/違反報告)
そら*フィア(プロフ) - 更新します。 (2020年4月3日 13時) (レス) id: c283b58b59 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - すみませんやっぱ止めます…m(_ _)m (2020年4月3日 11時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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