<リレー小説版>GO！勇者育成学園！〜クラス決定試験編〜

走ろうぜ！Part2！【勇学クラブ】 ページ39

正義side

とうとう次は拙者達の番でござる！先に走っていった者達の中にも当然未来のクラスメイトはいる訳で、皆速かったでござる。
うーむ、緊張してきたでござる！情けない…

学「死にました」

健太「そう言うなよ！頑張れば結果はついてくるから！」

健太殿、良い事を言うでござるなぁ…
おっと、もう拙者達の番でござる！

勇助「嫌なんだけど…測定終わった人達にガン見されてんだけど…あの子もいるのかなぁ」

つばき「あの子？」

勇助「からかってきた少年」

吹輝「そいつならさっき走り終わってたし、いんだろ」

学「もういいか…」

ハート「位置について…用意…」

き、緊張の極みでござる！

ハート「ドン！」

ハート先生の合図と共に、拙者達は一斉に地面を蹴ったでござる。「お手並み拝見」とでも言わんばかりのエリートの視線がムカつくでござるー！
ちなみに今は
1,健太
2,正義
3,吹輝
4,つばき
5,勇助
6,学
という物。
うーん、一部を除いて皆なかなか速いでござる！
これだけは負けたくないと練習に練習を重ねた日々を思いだし、ひたすら体力を足に注ぎ込むイメージでござる！そして、なかなかヒメツバ殿が速い！今、吹輝殿を抜かしたでござる！
拙者達は差がほとんど無いデットヒートでござる！
…学殿は取り残されているでござるが。
おっ！旗と、隣でゆっくり見物している者達がすぐ近くに！
そして…

健太「ゴーーーール！！フゥー！！」

皆「静粛に！」

最初に健太殿、次に拙者、ヒメツバ殿、吹輝殿、勇助殿、かなり遅れて学殿がゴールに飛び込んだでござる！
学殿は立っていられるだけでやっとの様子。

勇助「タ、タイムは…？」

皆してモニターを覗きこみ…

健太 14.27
正義 14.36
吹輝 15.02
つばき 14.38
勇助 16.09
学 21.07

…という結果に！
皆して騒ぎまくっているでござる。

疾走【相田真冬/月野和奏】→←全力で。【明石姉妹】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す