<リレー小説版>GO！勇者育成学園！～クラス決定試験編～ (ページ36)

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タイム計測！【勇学クラブ】ページ36

学side

心愛さんもはれひさんも、かなり怒り心頭のようです…学力試験の時やら御一緒した月野さん達と違って、嫌なエリートもいたもんですね…
あ、ちなみに能力ですが、心愛さんは水系、はれひさんは睨んだ所を石化するという、何とも恐ろしい能力でした。

心愛「あー、ほんまイライラするわ！」

はれひ「とにかく、100m走タイム計測でしょ。並ばないと」

はれひさんは冷静です。

心愛「ちなみにな、はれひはキレると関西弁で怒鳴り散らすねん。さっきも奴等に怒鳴りまくってたで～」

はれひ「もう良いでしょ！」

ちなみに今は列に並んでいます。全員まだ集まっていないようですね。集まったらお話が始まるとか。

健太「1回で6人だって！俺ら一緒に走れるじゃん！」

勇助「どこからその情報仕入れた？」

健太「裏ルート」

皆「……」

健太「冗談だよ！ちょっと小耳に挟んだんだよ！」

…にしても、皆さんに見られながら走るなんて、公開処刑みたいなもんじゃないですか！あ～、地獄です…

ハート「全員集まったわね？それじゃあ、手短に説明するわ！まず、あなた達が走るのはこの広いトラックを、旗が立っている所まで。1回に6人まで走れるわ」

おっ、合ってましたね。

ハート「走り終わったら、あそこのモニターに1人1人のタイムが映るから、それを旗の隣の名簿に記入して」

凄いモニターですね…あっ、能力を使ってるんですね。凄い能力使いもいたものです…
なんて、僕が感心してると！

ドカン！

試験会場から爆発音が聞こえてきました！

ハート「心配しないで。あれはあくまで2年生の能力テストによる物だから」

3年生は、今学力試験中なんですよね…よく爆発音したのに平然と試験取り組めますよね…僕達1年生なら絶対動じる自信あります。
僕達の間にざわめきが広がります。ま、爆発音聞こえましたもんね。

ハート「それじゃあ、早速計測を始めるわ！最初の6人、位置について！」

6人が言われた通り位置につきます。おっ、あずささんもいますね！

健太「出番来るまで暇だな～」

学「僕は生き地獄へのカウントダウンですけどね」

つばき「3年生の能力試験見てみたかったな～…」

あ、もう走りはじめてますよ。おっ、あずささん早いですね！今のところ1位です！

吹輝「あん中にもエリートいるだろうに、アマアズ凄いな～」

おっ、1位のままゴールインしました！あずささん、さすがですね！