<リレー小説版>GO！勇者育成学園！～クラス決定試験編～ (ページ35)

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100m走久しぶり…【勇学クラブ】ページ35

吹輝side

次は100m走かー。運動会以来かも…

学「つ、次こそ僕の学園生活が終わる時が…！」

正義「大げさでござるなぁ」

勇助「エリートクラスの視線が痛いなぁ」

え？そう？見られただけでダメージくらう能力？←バカ

アスモ「そこの左ハネ君、私同情しちゃったよ。」

…え？

吹輝「はい？」

アスモ「大丈夫大丈夫。あなたの決断素晴らしいわ。これはノーマルエリート関係ないと思う。生きていられる限り頑張りなさい。」

…は？え？何？どゆ事？
満足げな表情で立ち去っていったけど…皆でしばらく固まる。

健太「…100m走だなー。早く並ぼうぜ」

勇助「…うん。にしても、僕達何かしたかな？エリートが…」

つばき「何か私の理論聞いてキレたのでは？」

吹輝「あ、マジ？何で？」

学「プライドが高かったり、その他諸々の事情で見下されてると考えたのでは？」

正義「…ヒメツバ殿は拙者達だけに話したというのに、勝手に盗み聞きして勝手にキレないでほしいでござるなぁ」

シノマサに怒りマークついてる。

つばき「私が言いたかったのは、エリートが凄い前提で、ノーマルも頑張れば互角かもーって事なんだけど」

ヒメツバ、思いきり要約。

勇助「まぁまぁ！僕達は僕達で頑張れば良いし、エリートとのぶつかりあいは今後の学園生活で充分堪能すれば良いし！何てったって中高一貫、6年間だもんね」

堪能はしたくないな…ストレス溜まったらヤだし。

心愛「はぁーっ！？ふっざけんじゃないでこのドアホ！！」

！？この声は…アイココ！

？？「落ち着いて！騒ぎにしたら面倒だよ！」

あれ、こちらは知らない声…とにかく行くか。

健太「何かな！？」

はい到着。

つばき「どうかしたの？」

心愛「おっ、つーちゃんやん。聞いてくれへん！？アイツが…って、逃げてもうたわ！」

何か1人でわめくアイココ。

学「まず、お隣の方は？」

はれひ「あっ、私は胡瑠(ごる)はれひ。心愛とは小学校からの友達よ。よろしくね」

皆「よろしく！」

自己紹介を済ませて…と

正義「何があったんでござるか！？」

はれひ「多分エリートの奴等に思いっきり喧嘩売られたの。名前は聞いてない、ていうか聞きたくもない！」

心愛「ほんまムカつく奴等でな、ノーマルノーマルってバカにしてきては今までの試験の結果自慢してくんねん！他にも酷い侮辱はするわで、金輪際奴等の顔は拝みたくないわ！」

はれひ「もう少しで石にする所だったわ！」

あらら、ご立腹。