<リレー小説版>GO！勇者育成学園！～クラス決定試験編～ (ページ24)

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走ろうぜ！！【勇学クラブ】ページ24

健太side

やったぁ！学力さえ終わればあとは楽しめる物ばっかだ！！学力のテストは正直言って自信0だけど、前向きに行こうぜ！！
あっ、着替えにいく道中、つーちゃんのお話が実にためになったね。俺達も超絶頑張ってエリート見返してやろう！テンション上がってきたー！(元から上がってんじゃん)
あ、つーちゃんの理論によればノーマルはのびしろありまくりらしいけど、つーちゃんは本当はエリートクラス。エリートがつまらさそうってだけでノーマルに来た訳であって、実力はエリートの中でもトップクラスだと思う。入学セレモニーとか魔法凄かったもんなぁ…！
…つーちゃんにはのびしろが無い！？
ちょっと後で聞こう！
…ていうか、何だろアイツ。学力試験終わったぐらいからずっとこっち睨んで後つけてくるんだけど…ま、いっか

…ということで特設グラウンド！つーちゃんに質問を投げ掛けよう！

健太「ねねね、つーちゃんは本当はエリートなんでしょ？ならつーちゃんはのびしろ無いの？」

男子「直球どストレーーート！！」

つばき「私の実力はまだまだこんなものじゃない！と信じたいわ！魔法使いは常識をいくらでも越えられるもの！のびしろが無くても、作り出すわ！」

カッコいい！！
…さっきの男の子、俺がつーちゃんに質問したぐらいからずっと不機嫌そうだよ。どうしよう…あっ、隣にいる男の子はなだめ役かな？
あっ、体力試験始まる！

アルト「…ではこれより、体力試験を始める。まず1つ目、10分間走。一同ハート先生のいるところに整列しろ。行動開始」

威圧半端ねぇ！！
…とにかく、命が惜しいんで俺は走ります！おっ、奇遇だね！全員走ってるよ！
…そして！ハート先生の所に来たよ！

ハート「説明しなくていいと思うけど、ルールは至ってシンプル。このグラウンドを10分間ひたすら走るだけよ！自分が何周走ったかは自分で数える事。まさかとは思うけど、何周走ったかを偽造しちゃダメよ。一応映像に撮ってあるからすぐバレるわ」

おー、怖い！ていうか偽造するとか勇者の風上にも置けない！

ハート「それじゃあ早速始めるわ！皆、位置について！」

位置っていっても、1年生は多いからどうしても列になっちゃう。ま、いっか！

ハート「それじゃあ…スタート！」

ハート先生がホイッスルを鳴らして、それと同時に皆走り出した！あ、勿論俺もだぜ！愉快な仲間達も！凄い土埃…
よっしゃ、本気出すぞ！エリートに目に物見せてやる！！