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☆[ヘド]Lovely and Crazy Song -抱いた想いを叫び続けろ!- ※独自設定有り ページ8

簡易的で、それでもどこか豪華に見える特設ステージ。
これから始まるのは、ただ一時の宴。
ライブを開けばすぐに満員になる彼らを見る為に、私は胸を躍らせた。

午後三時頃に、ライブが始まる。
「おいてめえら!今日は来てくれてありがとな!
オレ達と一緒に、思う存分叫んで暴れて楽しんでいけよな!」
ボーカルのヘドの煽りに、会場のボルテージが一段と上がる。
私も周りも、彼らの曲に合わせて叫び続けた。
最初は一緒に口ずさんでいたつもりだったんだけどね。
彼らが…とりわけヘドが格好良くて、
思わず彼だけに熱視線を向けてしまう。
その数時間後に、ライブが終演の時を迎えた。
間近で見る彼は、やっぱり格好良かったなぁ。

出待ちのファンに紛れて、彼らが出てくるのを待つ。
やがて彼らが出てきて、ストルナムとバーテブラは丁寧に相手をして
コスタとペルヴィスはクールに応対した。
そして、ヘドは。
「お、A!今日も見に来てくれたな!」
『私の名前覚えててくれたの!?』
「当たり前だろ!よく前の方にいるからな!
どこにいても目が合うからすぐに覚えちまったぜ!」
リップサービスだろうけど、分かっていても嬉しい。
ファンの心理は、思った以上に分かりやすい。
「なあ、この後時間あるか?
オレこの辺ってライブ以外に来ねえからさ、全然分かんねえんだよ。
オマエが良かったら、案内してくれよ!」
こ、これって…!もしかしなくてもデートのお誘い!?
『は、はい!案内します!』
間髪入れずに即答してしまった。
…えっと、ドッキリとかじゃないよね?

会場に隣接されている彼らのシェアハウスから、
先程のライブ衣装のままのヘドが現れた。
どうやら彼らは衣装と普段着の区別は付けてないみたい。
「待たせたな!って、どうした?
何かオマエ、赤くなってねえか?」
『え、えっと…。これは、その…。』
まごつく私に、更に言葉を重ねてくる。
「Aって面白いな!
テンション上がったって思ったら、急に真っ赤になってよ!」
惚ける私をよそに畳み掛けてくる彼。
「そうだ!今度の新曲はAをイメージして作って良いか?」
その勢いに押され、私は反射的に一つ頷いた。

「じゃあこの辺を歩きながら話そうぜ!
オマエの事、色々知っときたいしな!
何か、デートみたいでワクワクしてきたぜ!」
ライブの時は格好良い彼の
可愛らしい一面を見て、私は更に彼を好きになった。
〜〜〜
夢主がミーハーじみてしまった。
リクエストありがとうございました!

☆[シェゾ&レガムント]Refracted light or Darkness -モノクロに揺れて-→←☆[マシュー]子どもなんかじゃない!



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螢羅(K-Ra)(プロフ) - アメジストさん» ありがとうございます!どうぞ他の作品も楽しんで下さい! (2020年1月28日 18時) (レス) id: b7b3ad2127 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - 完結おめでとうございます!。寂しくなってしまいますが、これからも貴方様の小説を読みます!。アンデルの長編も楽しみにしてます!。それでは、またお愛しましょう!!。 (2020年1月28日 17時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
螢羅(K-Ra)(プロフ) - アメジストさん» 応援ありがとうございます!これからも楽しんで書いていきます! (2020年1月15日 19時) (レス) id: b7b3ad2127 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - メッセージを見ましたが、改めまして、リクエストばかりで申し訳ありませんでした!。そして、自身で書きたいものもたくさんあったにも関わらず、リクエストを、お応えいただき、誠にありがとうございました!。これからもこの小説はもちろん、他の小説も応援してます! (2020年1月15日 19時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - そうでしたか!。読んでみます!。 (2020年1月15日 7時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:螢羅(K-Ra) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年4月28日 15時

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