ご。 ページ7
「念能力はやはり使えるんだな」
『らしいですね』
クロロは顎に手をあてて瞬間移動か…着地地点が…とかぶつぶつ小さな声で呟いてる
殺されたらどうしような。まだフェイタンの顔、殺されかけたときしか見てないのに。ていうかせっかく来れたんだから団員を死なせたくない。私が死んだらそれまでだけど、せめてどうにか出来そうな団員の死を変えられないか足掻きたい。
「まあいい。お前が大した使い手ではないことくらい見れば分かる」
くっ…すごくバカにされてる。悲しいことに事実だ。私が大したことないのはここにいる人たちなら一目瞭然のはず。念が使いこなせてはいないが使えるから警戒されているだけで誰がどう見てもひ弱な一般人。そう、モブだ
悲しいなぁと思ってたらポケットの中に自分以外の人間の手がある。誰のかと思ったらマチのだ。マチめちゃめちゃかわいい…は？睫毛なが。好き。
何をしてるのかと思ったらあれか。紙か。手紙入ってたって自分で言ったのに忘れてた。手紙はどちらもクロロの手に渡る。ムカつくだけで面白いものでもないけどなぁ。あっ糸がくい込んで腕もげそう
「ここにある原作とはなんだ」
『えっと…貴方がたも出てくる漫画のことです』
「本編というのは。かなり前に飛ばされると書いてあるが」
『本編はたしか1999年からですね』
「パクノダ、こいつの言ってることは本当か」
パクノダがまた私の肩に触れる。よく見たら糸がない箇所を選んで触れているようだ。
良かった、パクノダの手が傷つくことはない
「本のようなものが見えるわ。イラストばかりだから、この子の言うとおり漫画のようね…内容は全く読み取れない。読もうとするとぼやける。それ以外に見えるものは無い…白いモヤがかかってる」
『原作の内容が見えないのは教えたらまずいから、かと…。私は部外者ですけど、物語の中にいる人が未来を知ってしまったらまずいからではないでしょうか？それに、ここと文字が違うので、もし記憶が読み取れていても読めないと思います』
「文字が違う？」
『はい。ここってハンター文字ですよね。私のいた世界は国それぞれで言葉が違いました。お見せしたほうがよろしければ紙とペンをいただきたいです』
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86 - ラタさん» ありがとうございます。そう言って頂けると嬉しいです。更新がんばります。 (2018年6月3日 18時) (
レス) id: 6b1d90ee90 (このIDを非表示/違反報告)
ラタ - 面白すぎる…更新、頑張ってね。 (2018年6月1日 9時) (レス) id: 8f8efc1be7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：86 | 作成日時：2018年5月30日 21時
