マネージャーは元Carat 3

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【お前を忘れられなかったんだ！】

【ひとし！】






え？ひとし？
映画を見ていますが まっっったくと言っていいほど集中できません

別に私のものでもなんでもないのに
貴方には渡さないって言葉が頭から離れない





SG「うぅっ...」






隣で泣いている 可愛らしいスングァンくんが
あの綺麗な人に取られてしまう

推し推し！って時はスングァンくんが幸せになってくれればなんでもいい！だったけど
今は贅沢ながら状況が違う






SG「うわー！感動したね」

「あ、はい」

SG「ちゃんと見てた？」





不意に近づく距離にドキッともしたけど
同時にソヨンさんにもこんな事してたんだとか考えて嫌になる





SG「ねぇほんとどうしたの？」

「なにもないですよ」

SG「そんな顔してないけど？」

「前にもこんな事ありましたね！
ははは！でじゃぶ！！！」






むうっとなったスングァンくんはトイレと言って出ていった
残るスングァンくんの香り
同じ柔軟剤を使ってるはずなのに彼独特の香りがする 不思議だな〜

あ、電話だ 光出した携帯を取って出てみる







「もしもし？」

WZ「よ」






ぼぼ様 ウジ様 ジフン様です
見た目に似合わず低い声のウジくん
その声が電話越しでより低く聞こえる





「どうしたんですか？」

WZ「皆外出てで暇だから
なにしてるかなって」

「...スングァンくんと映画見てます」

WZ「...ふーん」





ぼぼ様が 私を気にしてくれてた？！
なにそれ、私、幸せすぎて飛べる





「ウジくんは外出ないんですか？」

WZ「疲れたし、寝ようかなって」

「ゆっくりして下さいね」





SG「次何見よう〜あれ、電話？」

「うん、ウジくん 代わる？」

SG「ヒョン？大丈夫」




ウジブが拝めると思ったけど まあいいか



「残念ですね可愛い弟に変わって貰えなくて」

WZ「やめろ惨めになるだろ」

「映画に負ける兄」

WZ「あのさ」





ふざけていたのに
一気に真剣なムードに変わる







WZ「俺とも今度 遊ぼう 2人で」






じゃ、と言って切れてしまった電話





「...なに、今の」





照れすぎる




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