隣人は すんちょるさん.

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スンチョルさんから 連絡があって 今日の夜に 美味しいレストランに連れて行ってくれるそう。




｢…………やばい緊張する｣

SH｢大丈夫だって〜、てかまだ付き合ってないの？｣

｢いや、全然付き合うとかまだまだだから。
ちゃんと喋って3日しか経ってないのに｣

SH｢コンパってそういうもんだよ？
ほら、私はちゃーんとミンギュくん仕留めたし｣




あの後上手くいったソヒョンは晴れてミンギュくんと付き合うことになったらしい。






｢ねえ、今日の洋服変じゃない？｣

SH｢大丈夫、Aはいつも可愛いから｣

｢………テキトーでしょ。｣

SH｢ほんとの事だって〜！｣




そんなこんなで授業は終わり そろそろ待ち合わせの時間。 待ち合わせっていうか迎えに来てくれるらしい。はぁどこまで紳士なんだろう




SH｢ミンギュがスンチョルさんと一緒に来るって｣

｢あ、ほんと？｣

SH｢ねえ、ちょっと待って？あれじゃない？｣




大学のちょっと後ろで止まってる 黒い車
生徒たちがチラチラと見ながら騒いでる




SC｢Aちゃん、｣

｢スンチョルさん車？｣

SC｢あ、言ってなかったねごめん｣




車からミンギュくんが出てきてソヒョンは楽しんで〜とニヤニヤしながら行ってしまった。

それにしても めちゃくちゃ注目されてる……




SC｢はいどうぞ｣

｢お、お邪魔します｣



さすが紳士。ドアをさりげなく開けてくれた。
周りからは ｢王子様みたい｣とか。

彼氏じゃないけど、好きな人が褒められてるのって 凄い嬉しいよね。




SC｢今日はAちゃんを楽しませるためのデートなので、気遣わないでください。｣

｢ありがとうございます｣




車内も スンチョルさんの香りいっぱいで 幸せ




SC｢Aちゃん車酔いしないって聞いたからドライブにしようと思って。｣

｢あ、そういえばそんな事聞かれたような｣

SC｢うん、さりげなく聞いたんだよ〜｣




垂れ下がる大きな目は 長いまつ毛で目じりが隠れていて、ふっくらとした唇 白い肌は よく映える。

運転姿もカッコイイな、写真撮っちゃいたい。





｢スンチョルさんって甘い匂いしますよね｣

SC｢え〜、嘘｣

｢バニラみたいな 甘い匂いです。
なんか付けてます？｣

SC｢なにも付けてないよ｣




柔軟剤かな〜？なんて片手でハンドルを回しながら笑ったスンチョルさん




SC｢え、俺の匂い嫌い？｣



ちょっと不安そうに 聞いてくるから



｢好きです｣




素直に答えた




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