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「スンチョルさん、そういうの慣れてます?」

SC「全然?」

「……ほんとですか?」

SC「うん、本当」




私 自惚れちゃっていいのかな…??
スンチョルさんも 私の事お姫様だって思ってくれてたの?





SC「Aちゃんが引っ越してきた時、髪 クリーム色だったじゃん?今はちょっと暗めの髪だけど。」

「え、あ、はい」

SC「俺が昔読んでた 絵本の お姫様にそっくりで。」




ふわふわしてたし と真面目に話し出すスンチョルさん。 スンチョルさんの幼少期……そんな女の子みたいな絵本読んでたの??なんか、可愛らしいな




SC「うわぁってなったの」

「……急に語彙力低下しましたね」

SC「まあ、本当に そう思ったからね」




家に帰るまでの夜道を ゆったりと歩いていく。
春風が少し冷たくて 冷えてしまったんだろう
手、すごい冷たいな。




SC「もうすぐ夏なのに、肌寒いね」

「ですね」

SC「冷えたでしょ、大丈夫?」

「っ、スンチョルさん、」




すっとすくい上げた私の手が 大きなゴツゴツとした手に包まれる
それと同時に絡む 指先




SC「ねぇ」

「な、なんですか」

SC「俺さ、Aちゃんの事」




ちょうどマンションのすぐ近くだった。

スンチョルさんの言葉を遮ったのは 向こうから聞こえた 女性の声で。




「あれ、スンチョル?その女だれ?」

SC「あ、」



スンチョルさんの私の手を握る力が弱まった。
その隙に手を離す。




「ご、ごめんなさい。ありがとうございました、色々」




なんだ、彼女いるんじゃん。
そんな思わせぶり、して欲しくなかったな。


まだ 初めてちゃんと喋って少ししか経ってないけど







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moily(プロフ) - 更新待ってました…涙 (2021年8月27日 1時) (レス) id: d7d6ab729e (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - manami kuroさん» いつもありがとうございます(^^)2人で旅行ですねありがとうございます!!!素敵な作品に仕上げたいと思います。最後までお付き合いよろしくお願いします(;;) (2020年7月15日 20時) (レス) id: 8a6e8d3308 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - みぃ。さん» みぃさぁぁぁんいつもありがとうございます(;;)ホラー映画の吊り橋効果は絶大ですからでろ甘注意報を今のうちに出しておきますので心の準備をお願いしますね(( (2020年7月15日 20時) (レス) id: 8a6e8d3308 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - 梅みかんさん» 何度も読み返してくださってるなんて嬉しすぎます...晩御飯の買い出しですね??!あぁ、甘すぎて胃もたれしちゃうくらいのお話書かせていただきます(><)ありがとうございますこれからもよろしくお願いします(;;) (2020年7月15日 20時) (レス) id: 8a6e8d3308 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - ユウさん» いつもありがとうございます(;;)夏のシチュエーション…!!!想像しただけでニヤケすぎてます(^^)是非書かせていただきますありがとうございます(><)これからもよろしくお願いします(´˘`*) (2020年7月15日 20時) (レス) id: 8a6e8d3308 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さささ。 | 作成日時:2020年4月30日 20時

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