隣人は すんちょるさん.

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買ってきた材料を並べながら2人で、夏野菜カレーのレシピを読み進める。

やっぱり夏はカレーだよね って爽やかな笑顔のスンチョルさんが好きすぎて1週間分くらいのカレー作れちゃいそう。

トントンと野菜が切れる音も カチャカチャと鳴る食器の音も なにもかもが私を幸せにしてくれるのは

きっとこの季節のせいかな？ なんて






「スンチョルさんとやりたいこと沢山あるな〜」

SC「じゃあ全部やっちゃおうよ」




ね？ と私の頬に、水で濡れた冷たく大きな手が触れる。
ちゃんと冷たいから鳥肌たったしお返しさせてもらうと冷たい〜って、スンチョルさんは本当に可愛かったりかっこよかったりでどうにかして欲しい…





「夏祭りは決定しました」

SC「俺、Aと海行きたい」

「海…行きたい！」




スンチョルさんの上裸が公に晒されるのは気に食わないけど、やっぱり海は夏の醍醐味だし…




SC「あ、でも嫌かも」

「えぇっ…」

SC「そんな悲しい顔しないで」



だってだって、スンチョルさんとのやりたいことリスト制覇出来なくなっちゃったから、そりゃ…





SC「ただ、Aの可愛い水着姿見られたくないなと思ってさ」

「……好きです」

SC「知ってる〜〜〜」




思わず漏れてしまった心の声に スンチョルさんはケラケラと笑い、早く作ろうと手を動かし始めた。

いや、あの、それどころじゃなくなってる私を放置しないでください。

スンチョルさん独特の甘い香りが、私たちの空間を包んでいく瞬間。
私はその瞬間が 彼といる時 1番幸せだと感じる。





「やっぱりカレーって食欲増進っていいますね」

SC「Aはアイスばっかり食べてたもんね」

「…言わないお約束です」





それで最近ちょっと太ってるんだよね
それでも可愛いよってスンチョルさんが言ってくれちゃうからどんどん太っていきそうだな〜〜





SC「ん！美味い！」





2人で向かい合って、同じお皿に同じカレーが入ってるのに、スンチョルさんはカレーを掬って私に スプーンを差し出す。




「美味しいですね」

SC「Aと作ったからね」





スンチョルさんがそう笑った瞬間
隠し味に入れたチョコレートが 口の中に広がった．







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皆さん お久しぶりです(＞＜)
夏といったら隣人はスンチョルさんでしょ。と思い戻ってきました〜〜〜！！
この小説は夏舞台じゃないと書けません()
完結まで突っ走るのでしばしお付き合いください！

さささ。



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