隣人は すんちょるさん.

. ページ2

，


授業は午前中で終わり 午後はテキトーにカフェで時間を潰してた。レポートの宿題もあったしちょうど良かったかな。




SH｢よっしゃ今日こそ男捕まえてやる！｣

｢ソヒョン、髪乱れてるから｣

SH｢………｣




時間は割と早めの19:30
女の子があと2人来て 男の子も4人来るんだとか。
これは完璧 合コンだよね




ちょっとお洒落なイタリアンのお店に入ると
既に盛り上がってる席

うわぁ、うるさいのちょっと苦手。




？｢おっ、ソヒョンちゃんこっち〜！｣

SH｢あ、こんばんわ〜！｣




中性的な顔立ちをした 可愛らしい顔の男性が手を挙げていた その中に1人 異様なオーラを放つ男性





SH｢ぐぇっ…何すんのよ、｣

｢ちょ、ちょちょちょっと来て、｣




ありえない、そんな、合コンなんて絶対来ないと思ってた、待って。私男に飢えてると思われるじゃん、
最悪、最悪すぎるよ………





｢す、すんちょるさん、いる……｣

SH｢は、まじ？どれ？｣

｢どれとか言わないで、あの1番手前にいる…｣

SH｢…Aのタイプそうな男だわ、、
中々にかっこいいじゃん、お似合いよ｣

｢そういう問題じゃないよ、男に飢えてると思われたら私明日から顔向けできない、帰る｣

SH｢なんで、チャンスじゃん。歳もなにも聞けてないんだし！さ、行くよ行くよ〜！｣





ぐいっと引かれ カツカツとヒールを鳴らして座った私達。よりによってスンチョルさんなんで手前に座ってるんですか………。




｢ど、どうも…｣

？｢可愛い顔してテンション低め？｣

SH｢ハニ！失礼な事言うな〜？｣

JH｢じゃあ、揃ったし自己紹介でもしよう｣




可愛らしいお顔の ユンジョンハンさん
自称ジェントルマンの ホンジスさん
1番末っ子らしい キムミンギュくん

自称サバサバ系女 と めちゃくちゃぶりっ子女
そして私達と 王子様 チェスンチョルさん




スンチョルさんは私に気づいて ちょっと笑ってから
グラスに口つけた。




SC｢ん？｣

｢あ、いえ…｣

SC｢びっくりしたよ、まさか、ねぇ？｣



優しい口調で そう言ってくれて安心。
スンチョルさんってやっぱり王子様みたい




｢スンチョルさんも、まさかいるとは…
こういうの興味ないと思ってました。｣

SC｢うーん、興味ないよ？俺人数合わせだもん｣

｢え、｣

SC｢あ、その顔は私もですって顔だね？｣




くすくすと笑ったスンチョルさんは 右手を口元に当て 私だけに見えるように 言った




『抜け出そうか？』





，

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す